3Dプリンター技術研究所(InkJet&FDM熱溶解積層法

3Dプリンティング革命アメリカ最新レポート

アメリカの3Dプリンターを利用したビジネスの数々を紹介!! 大ボリュームのレポートが\12,600
「3Dプリンター」が日本のものづくりに革命をもたらす!? 「3Dプリンター」で何ができるんだ!?
著者がアメリカの企業に直接訪問・インタビュー!まさに最新の情報!

ご挨拶

3Dプリンター技術研究所 主席研究員の前田健二です。
最近、テレビや新聞等で「3Dプリンター」という言葉を見たり読んだりする機会が増えてきました。3Dプリンターという言葉の意味をご存じであったり、あるいは実際に3Dプリンターをご覧になられた方も少しずつ増えてきているようです。

3Dプリンターとは、何らかのモノをつくる「プリンター」です。「プリンター」と言うとどうしても紙の上にインクを吹き付けて二次元的に印刷するイメージを持ってしまいますが、3Dプリンターは、モノを立体的に上塗りしていって積層的にモノをつくるプリンターです。 3Dプリンターはもともと、プラスチック系の樹脂を素材としてきたのですが、最近では扱える素材が非常に増えてきており、ポリマー、石膏、コンクリート、チタン合金等の金属も扱えるようになってきています。

その結果、従来は試作品の製造等に限定されていた3Dプリンターの利用範囲が、実際の製品づくりにまで拡大し始めています。そして、そのことによるインパクトがビジネス、特に製造業の現場に大きな影響を与え、大きな変化とイノベーションを発生させ始めています。

このレポートに書いてあること

アメリカで実際に見てきたことを、インタビュー記事を中心にレポートにまとめました。
このレポートをお読みいただければ、実際に見てきたことの内容を概括的にご理解いただけると思います。
そして、実際に始めていただくための注意時点を3Dシステムズジャパンからインタビューさせていただいた記事とともにまとめました。 また、これから3Dプリンターを導入される際のポイントを推奨機種とともにまとめました。ソフトウェアやモデリングのためのツールについても解説しています。
プロ用のハイエンドな3Dプリンターを実際にご覧になりたい方のために、巻末に各自治体施設が保有している3Dプリンターの一覧をお付けしています。 特に製造業の会社様には、御自分の目でご覧になっていただきたいと思います。

3Dプリンティング革命アメリカ最新レポートについて

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3Dプリンターの性能向上と価格低下

3Dプリンターの歴史は意外と古く、1987年にチャック・ハル(Chuck Hull)というアメリカ人技術者が3Dステレオリソグラフィー特許を取得したことが始まりと言われています。

ハルは自ら取得した特許とともに3Dプリンター製造会社3Dシステムズを立上げ、今日に至っています。なお、3Dシステムズは現時点で世界最大の3Dプリンターのメーカーです。
3Dシステムズ創業とともに世界各地で3Dプリンター製造を目指す会社が続々と誕生、3Dプリンターの市場を形成してゆきます。 そして今日までに至る四半世紀を経て、3Dプリンターは驚くべき性能向上と価格低下を実現しました。
従来であればせいぜい試作品のモデルをつくる程度であった品質が、完成品として使えるまでに向上し、かつマシンと素材の価格逓減により普及が一気に進み、今日的な様相を呈するようになりました。

3Dプリンターでプリントされたモデル オートバイモデルの部品
ストラタシス社の3Dプリンターで
プリントされたオートバイのモデル
部品点数800点はすべて3Dプリンターで作られた
同オートバイモデルの部品
かなり精密にプリントされている

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デスクトップ3Dプリンターの登場

また、2006年には小型のデスクトップ3DプリンターRepRapが登場、デスクトップ3Dプリンターの開発に拍車がかかります。
RepRapはオープンソースハードウェアでもあり、開発が世界規模で進み、同時に急速に普及し始めます。
2010年代に入るとメーカーボット、キューブといったデスクトップ3Dプリンター製造のベンチャー企業が立ちあがり、デスクトップ3Dプリンターの一般消費者への普及が始まります。メーカーボット社単体でも、2012年に二万台のデスクトップ3Dプリンターを販売したとされています。

オープンソースの3Dプリンター、レップラップ
現在普及しつつあるデスクトップ3Dプリンターの
源流となった
メーカーボット社製のデスクトップ3Dプリンター
プラスチックで型枠を作っているところ

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プロ用マシンの進化とパーソナルデスクトップ3Dプリンターの普及

この一連の二つの流れ、プロ用マシンの進化とパーソナルデスクトップ3Dプリンターの普及が、今後の我々の生活に大きな変化をもたらすことは間違いありません。

プロ用マシンの進化はモノづくりを含めたビジネスそのものを変化させ、またパーソナルデスクトップ3Dプリンターの普及も、我々の生活に密着しながら新しい価値を生み出すニュービジネスを誕生させ始めるでしょう。 この状況は、言うなれば30年前に発生したパソコンブームと酷似しているでしょう。 30年前、パソコンがまだ普及していなかった頃、CPUやメモリの価格逓減によりパソコンを自作することが可能になり、人々は自宅のガレージでパソコンを組み立て、ある人はそれを売ってお金にしました。

そして、そのムーブメントはやがて巨大な波となり、アップルやマイクロソフトを誕生させました。 アメリカの知人から情報を入手し始めた私はアメリカで実際に起きているムーブメントを知るにつけ、これは本物に違いない、30年前のパソコンブームとまったく同じであると言う確信を抱くようになりました。
その動きを実際に自分の目で見てみたい。そう思いたった私は奮い立ち、アメリカへ行っていくつかの3Dプリンターベンチャー企業を見てくることを決意したのです。

3Dプリンターを使えれば従来よりも
複雑な形状のモノづくりが可能になる

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そしてアメリカへ、視察の旅へ

最初の訪問先に選んだのはサンフランシスコにあるハッカースペース、テックショップでした。

ハッカースペース(Hacker Space)とは、一言で言うとモノづくりをする人達が集まる共同の作業工房のこと。アメリカやドイツのハッカー(モノづくりをする人)が中心となり、2005年頃からニューヨーク、サンフランシスコといった都市部で立ちあがり、現在までに全米700箇所に数を増やしています。 大きさは数十坪程度の小さところから数百坪程度の比較的大きなところまであり、3Dプリンターやレーザーカッターを始め、溶接機、切断機、金属加工場、木工作業場、といった各種のモノづくり機器が用意されています。 その多くは会員性で、会員は月に100ドル程度の会費を払ってツールやマシンを利用します。

ハッカースペースは、単にモノづくりのツールやマシンを提供するのみならず、そこに集まる人々が交流するためのコミュニティにもなっていて、実際にハッカースペースを拠点にした共同プロジェクトやベンチャー企業が続々と誕生しているのです。 私は、ハッカースペース、テックショップの法人営業マネージャー、マットさんにお会いし、アメリカにおけるハッカースペースと、メーカームーブメントについてお話を伺ってきました。

サンフランシスコのハッカースペース
「テックショップ」
店内は活気に溢れている
テックショップ内にある
新型のデスクトップ3Dプリンター

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既に3Dプリンターで義足をつくる会社がある?

続いて同じくサンフランシスコにある、3Dプリンターで義足をつくるベンチャー企業、ビースポークイノベーションズにお邪魔し社長のスコットさんにお話を伺ってきました。
スコットさんはスタンフォード大学、カーネギーメロン大学で教鞭をとる工業デザインの権威で、3Dプリンターの可能性を信じて同社を3年前に起業しました。
同社は、従来の「ナットとボルトで出来た味気ない義足」ではなく、3Dプリンターで利用者一人ひとりに合わせた「クールな義足、アップルがつくるような義足」をつくることを目指しています。

お話を伺うに、3Dプリンターをつかったビジネスは、ベンチャーとして非常に有望であると確信しました。

同社が開発中の義足のプロトタイプ
ポリマーと金属で出来ている
同社オフィス内で稼働中の小型デスクトップ3Dプリンター
プラスチックのパーツを24時間フル稼働で作っている

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3Dプリンターで家もつくる?

さらに私はロサンゼルスへ移動し、3Dプリンターで家をつくるプロジェクト「コンツアー・クラフティング」を主宰している南カリフォルニア大学のコシュネヴィス教授にお話を伺ってきました。
コシュネヴィス教授は積層造形の権威で、最初はプラスチックで3Dプリンターの研究を行っていましたが、やがてコンクリートで「家をプリントする」ことをひらめき、この研究を開始しました。
同教授のプロジェクトは、現在世界中から注目されており、NASAとも「月面や火星に家を建てる」ために共同で研究を行っています。 同教授のお話を伺い、3Dプリンターが建設業に与える可能性についても、大きなヒントを得ました

3Dプリンターで家を建てる
「コンツアー・クラフティング」
プロジェクト代表のコシュネヴィス教授
コンツアー・クラフティングのプロトタイプ
ファイバーを混ぜたコンクリートを積層式に
プリントして家を建てる

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実際に3Dプリンターを導入するには?

帰国後も、私のリサーチは継続しました。3Dプリンターを実際に見にゆき、使っている人に話を聞き、さらにはメーカーにインタビューを行いました。
結論として、日本は全然遅れている、いや、まだまだ全然始まっていないと言うのが正しいでしょう。
しかし、アメリカで進行中の新しいムーブメントは、必ず日本でも始まるに違いない、私はそう確信しました。

最後に

私は、アメリカへ行って実際に自分の目で見てきて実感しました。
3Dプリンターという、とてつもなく大きな可能性を秘めたものがアメリカで大きな変革を起こしています。 それはあたかも雲をつかむような状態で、まだ明確な形にはなっていないかもしれません。

しかし、雲が散発的に浮かんできては集合離散を繰り返し、やがて大雨を降らす巨大雲に成長するように、この動きは確実にひとつの新しい時代をつくり上げる原動力となる。 この動きを、そしてこれからの動きを、皆さんと共有出来ればこの上ない幸いです。

3Dプリンター技術研究所お問い合わせ先

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著者紹介

主席研究員 前田健二

前田健二(まえだ・けんじ)
3Dプリンター技術研究所 主席研究員
株式会社フィナンシャル・インスティチュート コンサルタント

1966年東京都生まれ。1990年大学卒業後渡米し飲食ビジネスを立上げ、帰国後内航海運企業、ネットマーケティングベンチャーなどの経営・起業に携わる。
2001年より経営コンサルタントとして活動を開始。製薬会社の再生、ベンチャー企業の経営支援等を行い、現在は事業開発、新規事業立上等のマーケティングコンサルティングを行う。
古典マーケティング理論をベースに、インターネット等を使った総合マーケティング戦略立案を得意とする。専門はマーケティング戦略論および経営戦略論。
顧客の新規事業として3Dプリンターを使ったビジネスを研究しており、現地での人脈・ネットワークを武器に情報収集、分析を進めている。

3Dプリンティング革命アメリカ最新レポート 目次

Part.1 3Dプリンターとは何か?

Part.2 アメリカ3Dプリンタービジネス紹介

Part.3 実際の導入方法

この本を読むべき人

レポート情報

タイトル

「3Dプリンティング革命・アメリカ最新レポート」

販売価格 12,600円(税込)
サイズ A4サイズ
ページ数 181ページ

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