3Dプリンター技術研究所(InkJet&FDM熱溶解積層1

3Dプリンターに関する高度な技術と豊富な情報

ご挨拶

研究所 所長 工学博士 山口修一 
(3D プリンター&インクジェットコンサルタント)

デジタルファブリケーション分野における、AM(Additive manufacturing)装置の中で、 低価格のFDMプリンターやインクジェット式の3Dプリンターが注目を集めていますが、 その本格的な進化は、これからと言えます。様々な情報があふれている中で、当研究所は 30年以上に及ぶインクジェット開発経験と様々な分野との接点やチャンネルを活かす ことにより、3Dプリンター関連ビジネスの発展に寄与できるように努めて参ります。

研究所所長 山口修一

山口修一 略歴
1983年 東京工業大学大学院、博士前期課程修了
1983年 大手プリンターメーカー入社。インクジェット開発に従事
1997年 マイクロジェット設立、代表取締役就任
2013年 大阪大学大学院、博士後期課程修了
2012年 著書 光文社新書『インクジェット時代がきた!』
3Dプリンターに関する講演、ラジオ出演多数

3Dプリンター技術研究所では下記のようなご要望にお応えすべく、日々技術革新と情報収集に努めています。

新着情報

2018/5/23new
第29回設計・製造ソリューション展に出展致します。
6/20(水)~6/22(金)
東京ビッグサイト 東3ホール
ブース№東21-30
2018/2/19
3D Printing 2018展来場の御礼
3D Printing 2018展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2018/1/12
3D Printing 2018展に出展致します。
2/14(水)~2/16(金)
東京ビッグサイト 東6ホール
ブース№ 6J-23
2017/11/10
formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線セミナー開催
11月にドイツで開催される世界最大規模の3Dプリンター展formnext2017。
今年も視察報告セミナーを開催いたします。
「formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線セミナー」
2017/6/26
第28回設計・製造ソリューション展
来場の御礼
第28回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017/5/24
第28回設計・製造ソリューション展に出展致します。
6/21(水)~6/23(金)
東京ビッグサイト 東1ホール
ブース№43-29
2017/2/20
3D Printing 2017展来場の御礼
3D Printing 2017展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017/1/16
3D Printing 2017展に出展致します。
2/15(水)~2/17(金)
東京ビッグサイト 東6ホール
ブース№ 6L-22
2016/12/26
セミナーご参加の御礼
「formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました。     
2016/10/26
formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー開催
11月にドイツで開催される世界最大規模の3Dプリンター展formnext2016。
今年も視察報告セミナーを開催いたします。
「formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー」
2016/6/27
第27回設計・製造ソリューション展
来場の御礼
第27回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2016/5/31
第27回設計・製造ソリューション展に出展致します。
6/22(水)~6/24(金)
東京ビッグサイト 東3ホール
ブース№東7-38
2016/2/3
3D Printing 2016展来場の御礼
3D Printing 2016展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015/12/21
調査レポート先行予約開始のお知らせ
『 euromold2015 & formnext2015 報告レポート』の先行予約を開始いたしました。
2015/12/22
3D Printing 2016展に出展致します。
1/27(水)~1/29(金)
東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟
ブース№ 6G-20
2015/12/11
セミナーご参加の御礼
「EuroMold2015 & formnextにみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました。
2015/8/26
視察ツアー募集開始のお知らせ
Euromold2015展の現地解説ツアーを企画いたしました。
Euromold 2015 3Dプリンター現地解説ツアー
※お申し込みは終了しました
2015/8/18
講演会ご参加の御礼
先日行われました独立行政法人中小企業基盤整備機構 平成27年度第1回3Dプリンターセミナーにて、当研究所所長山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015/7/3
第26回設計・製造ソリューション展来場の御礼
第26回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015/5/28
第26回設計・製造ソリューション展に出展致します。
6/24(水)~6/26(金)
東京ビッグサイト 東3ホール
ブース№東8-38
2015/5/21
BIO tech2015展来場の御礼
BIO tech2015展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015/5/21
先日行われました長野県工業技術総合センター平成27年度科学技術週間行事にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015/4/13
BIO tech2015展に出展致します。
5/13(水)~5/15(金)
東京ビッグサイト 西3・4ホール
ブース№4-47(微細加工ゾーン内)
2015/3/11
先日行われました長野県中小企業団体中央会平成26年度経営セミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015/2/18
nanotech大賞2015受賞報告
弊社は、nanotech2015展に出展し、
「nanotech大賞2015 日刊工業新聞社賞」を受賞いたしました。
2015/2/18
nanotech2015展来場の御礼
nanotech2015展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015/2/18
3D Printing 2015展来場の御礼
3D Printing 2015展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2014/12/19
nanotech2015展に出展致します。
1/28(水)~1/30(金)
東京ビッグサイト 東4~6ホール
ブース№ 5G-02
2014/12/19
3D Printing 2015展に出展致します。
1/28(水)~1/30(金)
東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟
ブース№ 6D-09
2014/12/19
先日行われました近畿化学協会機能性色素・エレクトロニクス部会東京地区合同公開講演会にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2014/12/19
先日行われました日本印刷学会の2014年度プリプレス研究会にて、弊社の堀が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2014/10/23
先日行われました色材協会関東支部の印刷インキアドバンス講座にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2014/10/15
先日行われました農工大・多摩小金井ベンチャーポート9月セミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2014/9/16
BioJapan 2014展に出展致します。
10/15(水)~10/17(金)
パシフィコ横浜
ブース№ B101(中小機構ブース内)
2014/7/14
先日行われました大阪府工業協会の2014年度3Dプリンタ実践導入研究会にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2014/7/14
先日行われました愛知県経営者協会機械金属部会総会の特別講演にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2014/5/27
第25回設計・製造ソリューション展に出展致します。
6/25(水)~6/27(金)
東京ビッグサイト 東3ホール
ブース№7-40
2014/4/23
BIO tech2014展に出展致します。
5/14(水)~5/16(金)
東京ビッグサイト 西3・4ホール
ブース№8-1(バイオ医療開発ゾーン内)
2014/1/22
3Dプリンターセミナーの開催日が決定しました。
2014/1/15
nanotech2014展に出展致します。
1/29(水)~1/31(金)
東京ビッグサイト 東4・5・6ホール
ブースNo.6-G21
2013/12/18
3Dプリンターセミナーの次回開催日は2014年2月の予定です。
2013/12/4
3Dプリンターセミナーの開催日が決定しました。
2013/12/2
3Dプリンター技術研究所ホームページを新たにオープンしました。

セミナー・イベント情報

2017/11/10
【formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線セミナー】
開催日 :2017年12月15日(金)
開催場所:AP品川 (東京都港区高輪)
※満席により、お申込みは終了しました
2016/12/26
【formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー】
開催日 :2016年12月22日(木)
開催場所:AP品川 (東京都港区高輪)
※満席により、お申込みは終了しました
2015/12/11
【EuroMold2015 & formnext
にみる3Dプリンター最前線】

開催日 :2015年12月10日(木)
開催場所:AP品川
※満席により、お申込みは終了しました
2015/1/20
【EuroMold 2014 から見えてきた3Dプリンティングの未来】
開催日 :2015年1月21日(水)
開催場所:(株)3Dプリンター総研 セミナールーム
※満席により、お申し込みは終了しました
2014/5/21
【3Dプリンター体験会】
開催日 :2014年5月24日(土)
開催場所:当研究所
※満席により、お申し込みは終了しました
2014/1/22
【3Dプリンタ、造形材料開発者向け
セミナー】
開催日 :2014年3月6日(木)
開催場所:東京都内
※お申し込みは終了しました

新刊・レポ

2018/1/22new【最新書籍情報!】
formnext2017 報告レポート
体裁/A4判 240頁超 フルカラー
詳しくはこちら
2017/6/21new【最新書籍情報!】
2017年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場
体裁/A4判リングファイル 175頁
詳しくはこちら
2017/2/28
バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
体裁/B5判 上製 230頁
詳しくはこちら
2016/3/28
3Dプリンター・造形材料の開発動向と市場
~IoT時代に求められるモノづくり~
体裁/A4判 並製 182頁
詳しくはこちら
2016/1/27
「新たなものづくり」3Dプリンタ活用最前線
体裁/B5判・270頁 詳しくはこちら
2015/12/21
【最新調査レポート情報!】
『 euromold2015 & formnext2015 報告レポート』
体裁/A4判レポート・165頁フルカラー
詳しくはこちら
2015/5/14【最新書籍情報!】
『産業用3Dプリンターの最新技術・材料・応用事例』
体裁/B5判・280頁 詳しくはこちら
2015/5/14【最新書籍情報!】
『3Dプリンターの材料技術の開発動向と市場展開』
体裁/A4判・143頁 詳しくはこちら
2015/2/25
【最新調査レポート情報!】
『EuroMold2014 報告レポート』
<Euro Mold 2014から見えてきた3Dプリンティングの未来>

2014年11月25日より28日までの4日間ドイツのフランクフルトで開催されたEuroMold 2014。先日、報告会を開催いたしましたが、かねてからご要望のありましたレポート版が完成いたしました。
詳しくはこちら
2014/2/26
【最新調査レポート情報!】
『3Dプリンタに関する特許分析レポート』

「3Dプリンタ」に関連する特許を分析、さらに3Dプリンタを取り巻く環境情報(訴訟・市場) をコンパクトに整理致しました。
詳しくはこちら
2013/12/18
【最新調査レポート情報!】
『3Dプリンティング革命アメリカ最新レポート』

アメリカの3Dプリンターを利用したビジネスの数々を紹介!!
詳しくはこちら
2013/12/2
【おすすめ度No.1書籍】
3Dプリンターについて書かれた、 当研究所の所長の著作本は こちら

世界の3Dプリンターニュース 抜粋 ニュース一覧はこちら

掲載日:2018年6月20日:WASPが新型セラミック3Dプリンターをリリース
WASPが新型セラミック3Dプリンターをリリースイタリアの3DプリンターメーカーのWASPが、新型セラミック3Dプリンターをリリースした。 リリースされたのは「DeltaWASP 2040 Clay3Dプリンター」と「DeltaWASP 40100 Clay3Dプリンター」の二機種。いずれもクレイ粘土またはセラミックを素材に積層造形するタイプの3Dプリンター。 セラミック3Dプリンターは現在、イタリアの芸術家アンドレア・サルバトリ氏が行っているミケランジェロのダビデ像の複製制作プロジェクトでも利用されている。サルバトリ氏は、オリジナルのダビデ像をWASPの3Dスキャナーでスキャンし、3Dモデル化したデータをセラミック3Dプリンターで出力している。出力パーツは全部で16ピースで、結合して像にするという。 彫刻や像などの芸術品のレプリカなどを3Dプリンターで制作する機運は世界中で高まっている。特に美術館などが保管している芸術品のレプリカを3Dプリンターで制作し、展示するケースが世界的に増えて来ている。 WASPは2012年設立。これまでに世界最大クラスの建設用デルタ3Dプリンターなどを開発し、世界中の3Dプリンターコミュニティに話題を提供してきている。
掲載日:2018年6月19日:ロボ3Dが教育用3Dプリンティングプラットフォームメーカーのマイステムキッツを買収
ロボ3Dが教育用3Dプリンティングプラットフォームメーカーのマイステムキッツを買収カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置く3Dプリンターメーカーのロボ3Dが、教育用3Dプリンティングプラットフォームメーカーのマイステムキッツを買収した。マイステムキッツは2013年設立、アメリカの公教育K-12用STEMカリキュラムを開発している。 ロボ3Dによるマイステムキッツの買収金額は200万ドル。120万ドルは現金で支払われ、残金は5%のロイヤルティで支払われる。また、買収に先立ち、ロボ3Dは新たに1億3千万株の新株を一株あたり0.025ドルで発行し、325万ドルを調達する。 マイステムキッツの買収についてロボ3Dのライアン・レグディCEOは、「教育分野における3Dプリンティングは未だ不十分な状態にあると言わざるを得ません。現場にいる教師たちは、授業に3Dプリンターを導入する事が簡単ではないと口を揃えます。マイステムキッツの買収により、3Dプリンティングに関するカリキュラムを現場に提供できるようになります」とコメントしている。 マイステムキッツの教育プログラムは、フロリダ州を中心に導入が進み、教師たちによる評価では97%の好意的評価を得ているという。 ロボ3Dは2012年にキックスターターのプロジェクトで資金調達に成功し、法人化された。2015年12月に12月にオーストラリアの資源開発企業ファルコン・ミネラルに買収され、2016年11月にオーストラリア証券取引所に上場している。
掲載日:2018年6月18日:マイミニファクトリーがカートゥーンネットワークの人気キャラクターの3Dモデルを公開
マイミニファクトリーがカートゥーンネットワークの人気キャラクターの3Dモデルを公開3Dモデル共有サイト大手のマイミニファクトリーが、カートゥーンネットワークの人気キャラクター「アドベンチャータイム」の3Dモデルを公開した。公開されたのは「ジェイク」「マーセリン」「ランピー・スペース・バンパイア」の三つのキャラクター。いずれもマイミニファクトリーから無料でダウンロードできる。 なお、著作権の問題により、現在のところではヨーロッパ、中東、アフリカの各国からのみダウンロード可能となっている。なお、関係者によると、将来的には他の地域でもダウンロードができるようになるとしている。 「アドベンチャータイム」はカートゥーンネットワークの人気番組で、主人公フィンが愛犬のジェイクと共に冒険する物語。毎回登場する個性的なキャラクターが人気を集めている。 マイミニファクトリーは、フィンランドの人気ゲームキャラクターの「アングリーバード」の3Dモデルを公開するなど、フィギュアなどのコンテンツを拡充している。 マイミニファクトリーは世界最大クラスの3Dモデル共有サイトを運営するスタートアップ企業で、マイミニファクトリーには世界中の9,000人の3Dデザイナーが参加し、現時点で45,000点以上の3Dモデルが共有されている。
掲載日:2018年6月17日:ロンドンカレッジ大学の研究チームが3Dプリンター搭載ロボットで道路補修を計画
ロンドンカレッジ大学の研究チームが3Dプリンター搭載ロボットで道路補修を計画ロンドンカレッジ大学の研究チームが、3Dプリンター搭載ロボットで道路補修を行うことを計画している。 ロンドンカレッジ大学のマーク・ミオドウニク教授率いる研究チームは、自動運転型ロボットに3Dプリンターを搭載し、ドローンと連動して自動的に道路補修を行うプロジェクトを提案している。同教授によると、道路補修を夜間に行う事で補修作業をスピーディーに、効率的に行う事が可能になるとしている。具体的には、夜間に監視用ドローンを飛行させて補修箇所を探索、補修箇所が見つかると自動運転型ロボットに場所を通知し、ロボットが3Dプリンターで補修する。 教授はまた、補修作業で使われるテクノロジーは道路以外の場所でも活用できるとし、例えば、建設業におけるビルなどの建設現場でも利用できるとしている。 「我々の目標は、我々のロボットが精密な補修工事を行い、街の必要な個所で必要な補修作業を提供することです」と教授はコメントしている。 建設3Dプリンターは現在、アメリカ、中国、UAE、ロシア、イタリア、オランダなどの各国で導入が進んでいる。建設プリンターと自動運転型ロボットを組み合わせて活用するケースは珍しく、仮に実現した場合、世界初となると見られる。
掲載日:2018年6月16日:ミシュランの子会社がハイエンドメタル3Dプリンティング企業のBeAMを買収
ミシュランの子会社がハイエンドメタル3Dプリンティング企業のBeAMを買収ミシュランの子会社のアドアップが、ハイエンドメタル3Dプリンティング企業のBeAMを買収した。BeAMはアドアップの100%子会社となり、ミシュランの傘下に入った。 BeAMは2012年にフランスのストラスブールで設立、独自開発したDED (Directed Energy Deposition) ベースのメタル3Dプリンティングソルーションを提供している。同社は主に航空宇宙、防衛、核エネルギー、石油・ガスなどのセクターで顧客基盤を築いている。 BeAMはアメリカのオハイオ州に現地法人を有しているほか、シンガポールにソルーションセンターを開設している。ソルーションセンターでは三種類のメタル3Dプリンターを稼働させ、顧客の各種のニーズに対応している。 アドアップは2016年設立、ミシュランとフランスの工業エンジニアリング企業ファイブスのジョイントベンチャーとして誕生した。同社はこれまでに工業用メタル3DプリンターのFormUp350DMLS3Dプリンターなどを使い、メタル3Dプリンティングソルーションを提供してきている。 なお、BeAMのバリュエーションなどの買収に関する詳細な情報は、今のところ明らかにされていない。
掲載日:2018年6月15日:ニンジャボット、小型デスクトップ3Dプリンター「ニンジャボット・コペン」の出荷を開始
ニンジャボット、小型デスクトップ3Dプリンター「ニンジャボット・コペン」の出荷を開始3Dプリンターメーカーのニンジャボットが、小型デスクトップ3Dプリンター「ニンジャボット・コペン」の出荷を週明けから開始する。4月から受け付けていた予約注文で購入した人には、フィラメント2スプールがセットで送られる。 ニンジャボット・コペンは、アメリカのクラウドファンディングで3億5千万円の資金を集めた超人気3Dプリンターの「M3D」をベースに開発された小型デスクトップ3Dプリンター。国内で販売されている3Dプリンターでは最小サイズのクラスで、Amazonなどでも予約注文する人が相次いでいた。 ニンジャボットの関係者によると、ニンジャボット・コペンは一般の3Dプリンターユーザーに加え、特定の趣味などに活用するために購入されるケースが多いという。ニンジャボット・コペンは、今後はそうした特定の趣味で使われるケースがもっと増えて来る可能性があるとしている。 ニンジャボット・コペンの価格は標準モデルが37,260円(消費税込み)、カバー付きモデルが39,420円(同)となっている。なお、ニンジャボット・コペンで使える素材はPLAのみ。ニンジャボット・コペンはニンジャボットの専用サイトか、Amazonで購入できる。
掲載日:2018年6月14日:ナノ・ディメンションがアメリカ国防省の認定ベンダーに指定
ナノ・ディメンションがアメリカ国防省の認定ベンダーに指定イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが、アメリカ国防省の認定ベンダーに指定された。 同社の発表によると、ナノ・ディメンションの米国法人は、アメリカ国防省のディフェンス・ロジスティクス・エージェンシーから政府入札コードが付与され、連邦政府への製品販売が可能になったという。 認定ベンダーに指定されたことについて、ナノ・ディメンションのエイミット・デュロールCEOは、「アメリカ政府の入札コードを受けたことにより、アメリカにおけるナノ・ディメンションのポジションが確たるものになりました。アメリカ政府が認定したアディティブ・マニュファクチャリングサプライヤーとして、アメリカの各種の防衛プロジェクトに我々のドラゴンフライ2020プロ3Dプリンターを提供する事が可能になりました。研究開発のスピードをさらに上げ、複雑なデザイン上のチャレンジなどを解決してゆくでしょう」とコメントしている。 ナノディメンションのドラゴンフライ3Dプリンターは、銀ナノ粒子を素材に電子基板をプリントする。オンデマンドで高速で多層プリント基板をプリントする事が可能なため、電子基板製造のゲームチェンジャーになると期待されている。
掲載日:2018年6月13日:ウォーラーズ・アソシエイツがアディティブ・マニュファクチャリング・デザイン講座を開催
ウォーラーズ・アソシエイツがアディティブ・マニュファクチャリング・デザイン講座を開催ウォーラーズ・アソシエイツがアディティブ・マニュファクチャリング・デザイン講座を開催する。「アディティブ・マニュファクチャリングのためのデザイン」と題された講座は、8月8日から10日までの3日間、コロラド州フリスコで開催される。ウォーラーズ・アソシエイツでは、同講座の対象者をデザイナー、エンジニア、マネージャーとしている。 講師を務めるのはウォーラーズ・アソシエイツのオラフ・ディーゲル氏。ディーゲル氏はアディティブ・マニュファクチャリング技術の権威で、NASAでも講師を務めた経験を持つ。同氏の講座は、特にハンズオントレーニングを中心に構成されるという。 講座の開催に先立ち、ウォーラーズ・アソシエイツのテリー・ウォーラーズ社長は、「アディティブ・マニュファクチャリングの世界で優位性を保ち続けるには、投入する時間と努力に見合った学習をする必要があります。アディティブ・マニュファクチャリング・デザインを軽視することは、多くの会社や組織を誤った方向へ導く結果につながります」とコメントしている。 ウォーラーズ・アソシエイツは世界で最も権威あるアディティブ・マニュファクチャリング関連コンサルティング企業として知られている。同社はまた、年次でアディティブ・マニュファクチャリング業界レポート「ウォーラーズ・レポート」を発行している事でも知られている。
掲載日:2018年6月12日:ウルチメーカーがCura3.4ベータ版をリリース
ウルチメーカーがCura3.4ベータ版をリリースオランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーが、スライサーソフトのCura3.4ベータ版をリリースした。Cura3.3.1からのバージョンアップとなるCura3.4は、いくつかの新機能の改良が加えられた同社の最新スライサーソフトとなる。 新バージョンではスライシングエンジンがアップグレードされ、インフィルのサポート、クロスインフィルイメージング、ウォールラインカウントのサポートなどが可能になった。 また、オートデスクのInventor、Octoprint、FreeCAD、OpenSCADなどとの連携も可能になった。さらに、ツールボックス、バックアップ、Octoprintプラグインなどのプラグインも強化されている。 Cureはオープンソフトの3Dプリンター用スライサーソフトで、3Dプリンターの世界では最も人気があるスライサーソフトの一つになっている。Cureの開発やバグフィックスには、世界中の3Dプリンターユーザーが参加し、現在も各種の改良などが行われている。なお、Curaの開発にはウルチメーカーが積極的にコミットしている。 Cura3.4は、ウルチメーカーのダウンロードサイトからダウンロードできる。
掲載日:2018年6月11日:スリーディーシステムズがエントリーレベル歯科用3Dプリンターをリリース
スリーディーシステムズがエントリーレベル歯科用3Dプリンターをリリースアメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、エントリーレベルの歯科用メタル3Dプリンター「DMPフレックス100」をリリースした。 DMPフレックス100はエントリーレベルのメタル3Dプリンターで、主に研究開発用に開発された。スリーディーシステムズの従来のエントリーレベルの歯科用3Dプリンター「ProXDMP100」の最大二倍のスループットが確保できるとしている。造形サイズは最大100 x 100 x 80 mmで、例えばクラウンを製造する場合、最大四時間で90個のクラウンが製造できるとしている。 DMPフレックス100ではチタンと、スリーディーシステムズが開発したレーザーフォームCoCR(B)とレーザーフォーム17-4PH(B)のメタルパウダー合金を素材として利用できる。 「DMPフレックス100のリリースにより、インダストリアルレベルのメタルアディティブ・マニュファクチャリング技術をより幅広いユーザー層に提供することが可能になります。スループット、プリント精度、使いやすさ、素材の選択肢の広さなど、いずれも業界最高峰のレベルです」と、スリーディーシステムズのケビン・マクアリー医療担当副社長はコメントしている。
掲載日:2018年6月10日:WASPがシリアのダマスカス大学に義手・義足開発用研究所を設立
WASPがシリアのダマスカス大学に義手・義足開発用研究所を設立イタリアの3DプリンターメーカーのWASPが、シリアのダマスカス大学に義手・義足開発用研究所を設立した。シリアの内戦で被害を受けた人の義手・義足づくりに使われるという。 研究所はダマスカス大学のキャンパス内に設置される予定で、スタッフのトレーニングはイタリア国内で行われる。研究所内には2台のWASP2040ターボ23Dプリンターが設置され、製造に使われる。なお、研究所で製造される義手や義足は、すべて無償で提供されるという。 プロジェクトにはWASPとダマスカス大学に加え、3Dモデリングスタートアップ企業のアーチー3Dマントヴァ社と、AMARコンストルア・ソリダリエタ社なども参加し、プロジェクトの資金調達のサポートなどをしている。 ダマスカス大学でプロジェクトを担当しているフィラス・アル・ヒンナウィ教授は、「我々は三段階のプロセスを予定しています。まずは人工の指をつくること。我々はすでにこの技術を豊富に有しています。次に義手の製造へシフトし、最終的には義足の製造を目指します」とコメントしている。 WASPは2012年設立。これまでに世界最大クラスの建設用デルタ3Dプリンターなどを開発し、世界中の3Dプリンターコミュニティに話題を提供してきている。
掲載日:2018年6月9日:ビッグレップが2018年度ドイツ・イノベーション賞を受賞
ビッグレップが2018年度ドイツ・イノベーション賞を受賞ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップが、2018年度ドイツ・イノベーション賞を受賞した。受賞対象となったのはビッグレップの大型3Dプリンター「ビッグレップ・スタジオ」。使い勝手、スピード、プリント精度、デザインなどが総合的に評価された。 同賞の授賞式は、現地時間の6月6日にベルリンのドイツ技術展示場で執り行われた。 ドイツ・イノベーション賞は、ドイツ・デザイン協議会が毎年選出するもので、ドイツ製品のデザインとブランドを強化する事を目的に定められている。3Dプリンターが同賞を受賞するのは、同賞の歴史で初めてとなる。 受賞についてビッグレップのステファン・バイヤーCEOは、「ビッグレップ・スタジオがドイツ・イノベーション賞を受賞出来た事にとても興奮しています。同賞を受賞できたことで、ビッグレップ・スタジオに対するポジティブな影響を受けることが可能になったと思います」とコメントしている。 ビッグレップ・スタジオは造形サイズ1000 mm x 500 mm x 500 mm を持つ大型のFDM3Dプリンター。ベルリンにあるビッグレップの本社でデザインされ、ドイツ国内で製造されている。現在はボストン、ニューヨーク、シンガポールに営業所を設け、グローバルな営業活動を展開している。ビッグレップ・スタジオは日本でも販売されている。
掲載日:2018年6月8日:マイミニファクトリーがアングリーバードの3Dモデルを公開
マイミニファクトリーがアングリーバードの3Dモデルを公開3Dモデル共有サイト大手のマイミニファクトリーが、フィンランドの人気ゲームキャラクター「アングリーバード」の3Dモデルを公開した。 アングリーバードはフィンランドの企業Rovioが開発したゲームキャラクターで、卵を狙って次々に襲いかかってくる敵から卵と自らを守るというゲーム。リリース直後から世界的な人気ゲームとなり、これまでに30億回ダウンロードされているという。また、アングリーバードはその後、テレビのスピンオフ番組や、映画化もされ、更なる人気を集めた。 今回マイミニファクトリーが公開するのはアングリーバードの2016年バージョンに登場した人気キャラクター。100のキャラクターの中からレッド、ダーレン、カーター、ダッチ、マチルダ、スティーブ、ザインの7つのキャラクターが選ばれた。 マイミニファクトリーは世界最大クラスの3Dモデル共有サイトを運営するスタートアップ企業。マイミニファクトリーには世界中の9,000人の3Dデザイナーが参加し、45,000点以上の3Dモデルが共有されている。 また、同社はこれまでにマイミニファクトリーで共有されている3Dモデルをクリック一つで3Dプリンターから出力できる「クリック・アンド・プリント」などのユニークなサービスを提供し、世界中の3Dプリンターユーザーの関心を集めている。
掲載日:2018年6月7日:3Doodlerが新型3Dプリンティングペン「クリエイト+」をリリース
3Doodlerが新型3Dプリンティングペン「クリエイト+」をリリース米マサチューセッツに拠点を置くアメリカのスタートアップ企業3Doodlerが、新型3Dプリンティングペン「クリエイト+」をリリースした。 3Doodlerによると、クリエイト+は「世界初のデュアルドライブシステムを搭載した3Dプリンティングデバイス」で、従来の3Dプリンティングペンよりも直感的な造形を可能にし、信頼性と耐久性が大きく向上したとしている。 クリエイト+はPLAに加え、ABS、FLEXYフレキシブルフィラメントなどの素材も使え、ジャミングが発生する頻度も低減したという。 クリエイト+のリリースについて、3Doodlerの共同創業者のダニエル・コーエン氏は、「3Doodlerクリエイト+は、3Dプリンティングデバイスを一般消費者へ広く提供するという我々のコミットメントにおける次のステップです。クリエイト+は信頼性に優れ、簡単に使え、一般消費者のための新技術への入口となるでしょう」とコメントしている。 3Doodlerは2012年設立。2013年に3Dプリンティングペン3Doodlerをキックスターターで販売したところ注文が殺到し、2百万ドル(約2億3千万円)以上を集める人気プロジェクトとなった 3Doodlerの3Dプリンティングペンは、日本でもAmazonなどから購入出来る。
掲載日:2018年6月6日:グラブCADコミュニティの機能が拡張
グラブCADコミュニティの機能が拡張エンジニア、デザイナーなどのCADユーザーが集まる世界最大規模のオンラインコミュニティであるグラブCADコミュニティの機能が拡張する。 グラブCADグループは、グラブCADコミュニティのユーザーが好きなテーマで立ち上げられるユーザーグループ。自分でグループを立ち上げられる他、他のユーザーが作ったグループに参加を申し込むこともできる。機能的にはLinkedInなどのソーシャルメディアのユーザーグループに近い。既にロボティクス、ローバーテクノロジーなどのテーマのユーザーグループが立ち上がっているという。 グラブCADコミュニティの機能拡張について、グラブCADコミュニティを運営しているストラタシスのソフトウェア・マーケティングマネージャーのエイブ・グラッドストン氏は、「グラブCADコミュニティは今日までに500万人のユーザーを抱えるまでに成長しました。成長に伴いコミュニティは、様々なレベルやバックグラウンドを持つ多様なユーザーが交わる世界へと進化しました。今回の機能拡張により、それぞれのメンバーの特定の関心領域において、メンバー同士を結びつけることが可能になります」とコメントしている。 ストラタシスは、グラブCADコミュニティをアディティブ・マニュファクチャリング技術の学習、コラボレーション、インスピレーションを体験できる場所にする事をゴールに掲げている。現時点では、ストラタシスは着実にそのゴールに近づいているようだ。
掲載日:2018年6月5日:インサイド3Dプリンティングがブラジル・サンパウロで開催
インサイド3Dプリンティングがブラジル・サンパウロで開催3Dプリンティング関連展示会のインサイド3Dプリンティングが、今月11日と12日の二日間ブラジルのサンパウロで開催される。 「デザインから製造まで」というテーマが掲げられた展示会のブラジルでの開催は、今回で五回目となる。3Dプリンティング関連展示会としては南米最大規模を誇る。メインとなる展示会では3Dプリンターメーカーなどに加え、各種の3Dプリンター用素材メーカー、バイオ関連企業、ジュエリー関連企業、建設関連企業など300社近くが出展する予定。 キーノートセッションでは南米フォルクスワーゲンのマニュファクチャリング・エンジニアリング・マネージャーのセルソ・ルイス・プラセレス氏が、フォルクスワーゲンのデジタルファクトリーにおけるインダストリー4.0の試みについて講演を行う。また、ブラジルの地元企業のバイオアーキテクツのフィリプ・マルクエスCEOが、医療におけるバイオ3Dプリンティングの最新事情についてのセッションを行う。 インサイド3Dプリンティングはサンフランシスコ、サンディエゴ、ニューヨークなどのアメリカの主要都市をはじめ、シンガポール、オーストラリアなどでの世界各地で開催されている。日本でもインサイド3Dプリンティング東京として、毎年開催されている。
掲載日:2018年6月4日:スカルプティオが年次レポート「ステート・オブ・3Dプリンティング2018」をリリース
スカルプティオが年次レポート「ステート・オブ・3Dプリンティング2018」をリリースフランスの大手3Dプリンティングサービスビューローのスカルプティオが、年次レポート「ステート・オブ・3Dプリンティング2018」をリリースした。 スカルプティオのユーザー企業1000社を対象に行われた調査は、工業財、コンスーマーグッズ、航空宇宙、自動車、医療などの業界セクターに幅広く及んだ。 まず、対象企業の70%が2018年の3Dプリンティングへの投資は増加すると答えており、産業を越えて3Dプリンティングの活用が進んでいる事を示している。また、93%の企業が3Dプリンティングを競争上の優位であると答えており、74%の企業が自社のみならず競合企業も3Dプリンティングを活用していると答えている。 また、3Dプリンターを完成品部品の製造に活用する機運も高まっている。43%の企業が3Dプリンターを完成品部品の製造に実際に製造していると答えていて、昨年の22%からほぼ倍増した。特にメタル3Dプリンターを活用していると答えた企業の割合は36%で、昨年の28%から増加した。また、ディレクト・メタル・レーザー焼結方式のメタル3Dプリンターを活用していると答えた企業の割合も21%に達した。 3Dプリンティング技術の成熟度も上がっていて、対象企業の半分が自社の3Dプリンティング技術が優れていると答えている。 また、3Dプリンターを利用する目的では、製品開発の加速化と答えた企業の割合が39%で、最大となった。カスタマイズ製品の製造と製造のフレキシビリティーの確保が、それぞれ続いた。 「ステート・オブ・3Dプリンティング2018」は、スカルプティオの専用サイトからダウンロードできる。
掲載日:2018年6月3日:フォルクスワーゲンがレーシングカーの部品製造に3Dプリンターを活用
フォルクスワーゲンがレーシングカーの部品製造に3Dプリンターを活用フォルクスワーゲンがレーシングカーの部品製造に3Dプリンターを活用し、話題になっている。 同社が開発しているのは、6月24日にアメリカのコロラドスプリングスで開催される2018年ブロードムーア・パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(PPIHC)と呼ばれる山登り用レーシングカー。参加チームはパイクスピークの頂上を目指してタイムを競う。 フォルクスワーゲンのレーシングチームは3Dプリンターを使って2,000点のレーシングカー用部品を製造し、製造時間を大きく短縮したという。 フォルクスワーゲンは自社の自動車の製造にも3Dプリンターを活用している。フォルクスワーゲンのポルトガル工場では2017年に1,000点の自動車部品を3Dプリンターで製造し、16万ドルのコストを削減出来たとしている。コストの削減とともにパーツ製造にかかる時間も大きく削減されている。従来の外注加工で平均35日かかっていた製造時間が、3Dプリンターの利用によりわずか4日に削減されたという。 自動車産業は比較的早くから3Dプリンターを活用してきたことで知られている。これまでは試作品の製造などに3Dプリンターが使われてきたが、今後はフォルクスワーゲンのように完成品部品の製造に3Dプリンターが使われるようになると、ある業界専門家は予想している。
掲載日:2018年6月2日:Voodooマニュファクチャリングが新素材「PET-G」と「TPU」の提供を開始
Voodooマニュファクチャリングが新素材「PET-G」と「TPU」の提供を開始ニューヨークに拠点を置く3DプリンティングサービスビューローのVoodooマニュファクチャリングが、新素材「PET-G」と「TPU」の提供を開始する。 Voodooマニュファクチャリングはサービスビューローとして着実に事業を拡大しているが、提供できる素材がPLAのみという制限があった。今回新機能性フィラメント2種類が加わる事で、ユーザーの選択肢は大きく増える事になる。 PET-G(ポリエステル・テレフタレート・グリコル)は食品安全性を持つ高機能性素材で、高い抗化学性と耐熱性を持つのが特徴。高度なメカニカル部品や医療機器の製造などに適している。 TPU(熱可塑性ポリウレタン)はウレタンゴム、ウレタン樹脂とも呼ばれ、ゴムのようにフレキシブルなのが特徴の高機能性素材。一定の温度まで加熱すると柔らかくなって特定の形状へ簡単に加工でき、冷えると固まるという性質を持つ。ブレイスやスマホケースの製造などに適しているとしている。 新素材の提供開始についてVoodooマニュファクチャリングのマックス・フライフィールドCEOは、「新素材の提供開始は、射出成型法によるモノづくりに対抗する強力な武器になります。特に完成品レベルのモノづくりをする上で有利になります」とコメントしている。 Voodooマニュファクチャリングは2015年設立。「迅速で手ごろな価格、スケーラブルな3Dプリンティングサービスを提供する」ことを目標に掲げている。
掲載日:2018年6月1日:オランダの大学が民間企業と5棟の3Dプリント住宅を建設へ
オランダの大学が民間企業と5棟の3Dプリント住宅を建設へオランダのアイントホーフェン工科大学が、民間企業と共同で5棟の3Dプリント住宅を建設する事となった。 プロジェクト・マイルストーンと名付けられたプロジェクトは、アイントホーフェンの郊外に違ったデザインの5棟の住宅を3Dプリンターで建設するというもの。1番目の住宅は平屋建ての住宅で、来年半ばごろ建設される予定。他の4棟の住宅は、いずれも複数階建てになるという。また、すべての住宅はプロジェクト参加企業が買取り、賃貸住宅として提供されるという。 プロジェクトにはアイントホーフェン工科大学の他、地元の建設企業ヴァン・ウィジェン社、不動産会社ヴェステダ社、素材メーカーのサン・ゴバンウェバー・ビーミックス社、エンジニアリング会社のウィッテヴィーン+ボス社が参加している。 住宅はいずれもオランダのホウベン・ヴァン・ミエルロ設計事務所がデザインした。担当したデザイナーは、「緑の自然の上に突然出来た、突飛な建物」をイメージしてデザインしたという。 アイントホーフェン工科大学の担当者によると、3Dプリンターで住宅を建設するというアイデアは2年前に思い付いたという。実際の建設には大型コンクリート3Dプリンターの開発に加え、デザインや素材の開発のためのパートナーが必要だったとしている。 実際に人が住める居住用の3Dプリント住宅は、フランスでも建設が進んでいる。今月には世界で初めて3Dプリント住宅へ人が入居する予定。
掲載日:2018年5月31日:INTAMSYSがシリーズA投資での資金調達に成功
INTAMSYSがシリーズA投資での資金調達に成功上海に拠点を置く中国の3DプリンターメーカーのINTAMSYSが、シリーズA投資での資金調達に成功した。調達金額やバリュエーションなどの詳細は明らかにされていないが、中国のベンチャーキャピタルのCWBキャピタル、ブリザン・キャピタルなどが投資したという。 INTAMSYSに投資したCWBキャピタルの共同創業者で世界最大のドローンメーカーのDJI会長のリー・ゼシヤン氏は、「インダストリー4.0の時代を迎え、INTAMSYSの3Dプリンティング業界におけるポジション、特にPEEK3Dプリンティング業界におけるポジションは特筆すべきものです。これからも業界にハイパフォーマンスなアディティブ・マニュファクチャリング・ソルーションを提供してゆくでしょう」とコメントしている。 シリーズA投資での資金調達を成功させたことについて、INTAMSYSのチャールズ・ハンCEOは、「今回の資金調達は、顧客へアプリケーションベースのイノベーションを提供し、3Dプリンティングのマスカスタマイゼーションとデジタルサプライチェーンのインテグレートを可能にさせるでしょう」とコメントしている。 INTAMSYSの3DプリンターはPEEK、ULTEMTM9085、PPSU、PSU、カーボンファイバー、ナイロンなどのハイパフォーマンス・エンジニアリングポリマーを素材に、高品質の3Dプリンティングを提供している。
掲載日:2018年5月30日:ストラタシスのイラン・レビンCEOが辞任
ストラタシスのイラン・レビンCEOが辞任ストラタシスのイラン・レビンCEOが辞任する事となった。レビン氏は6月1日付けでストラタシスのCEOと取締役を辞任する。 レビン氏は長らくストラタシスのCEOを務めたデビッド・ライス氏の後任として2016年にストラタシスのCEOに就任した。同氏はまた、ストラタシスの取締役を2012年から務めていた。 レビン氏の辞任の理由は明らかにされていないが、すでに発表された2018年度第一四半期決算の低迷から、ストラタシスの業績不振の責任をとったものと見られる。第一四半期決算についてレビン氏は、「第一四半期決算の売上について失望している。特に北米市場でのハイエンドシステム注文が減少したのが響いた。公的セクター、航空宇宙、自動車といった産業セクターでのパフォーマンスが特に悪かった」とコメントしていた。 レビン氏の辞任後は、現ストラタシス取締役会会長のエルチャナン・ジャグロム氏が暫定CEOを務める。ストラタシスは、レビン氏の辞任CEOのエグゼクティブサーチを既に開始したとしている。 ストラタシスはエアバスとのコラボレーションを強化するなど、業績改善に向けた明るいニュースが出始めている。一方で、ストラタシスの再建を託されたレビン氏の就任2年あまりでの辞任は、同社の再建が簡単ではない事を示す事例となりそうだ。
掲載日:2018年5月29日:ロボ3Dがニューマターの3Dプリンターのサポートを継承
ロボ3Dがニューマターの3Dプリンターのサポートを継承カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置く3Dプリンターメーカーのロボ3Dが、今年2月に事業廃止したニューマターの3Dプリンターのサポートを継承する。ニューマターのMod-T3Dプリンターのユーザーは、ロボ3Dからテクニカルサポートを受ける事が可能になる。 カリフォルニア州パサデナに拠点を置いていた3Dプリンターメーカーのニューマターは2014年設立。小型デスクトップ3DプリンターMod-T3Dプリンターのキックスターターキャンペーンを成功させ、巨額の資金を集めていた。一方で、同社の事業は収支が均衡せず、赤字経営が続いていた。また、事業の廃止を受け、ニューマターでは自社製品のテクニカルサポートを今年夏まで継続して提供すると発表していた。 ロボ3Dの共同創業者のブレイドン・モレノ氏は、「ニューマターは高いブランド力をもった素晴らしい会社でした。特に教育分野において多くのユーザーを抱えていました。我々はニューマターの顧客基盤を引継ぎ、彼らに我々が提供出来る最大のカスタマーサービスを提供する所存です」とコメントしている。 なお、事業廃止後に解雇されたニューマターの従業員の一部は、新たにロボ3Dに雇用されている。Mod-T3Dプリンターのテクニカルサポートは、ニューマターの元従業員が担当するとしている。
掲載日:2018年5月28日:キックスターターでハードウェア・スタジオ・コネクション・プログラムが開始
キックスターターでハードウェア・スタジオ・コネクション・プログラムが開始クラウドファンディングサイト大手のキックスターターで、ハードウェア・スタジオ・コネクション・プログラムが開始する。 ハードウェア・スタジオ・コネクション・プログラムは、3Dプリンターなどのハードウェア製造プロジェクトを支援するプログラムで、キックスターターの提携企業アヴネット・アンド・ドラゴンから製造に関するアドバイスが受けられるというもの。また、プログラムへのコミットメントに応じて三段階の認証バッジが付与される。 キックスターターにおいては、キャンペーンで約束されたプレッジを守れずにキャンペーンが破綻するケースが稀に発生する。3Dプリンター製造キャンペーンでも、当初予定された出荷日に製品が出荷されないケースや、最悪のケースではキャンペーンそのものが中止されるケースも発生している。 中でも2017年に行われた小型デスクトップ3Dプリンター「Tiko」製造キャンペーンは巨額の資金を集める人気キャンペーンとなったが、最後まで製品が出荷されずに終了したキャンペーンとなった。ハードウェア・スタジオ・コネクション・プログラムを活用する事で、そのような事態を未然に防ぐ事が期待されている。 現時点では、キックスターターにおいて四つのハードウェア・スタジオ・コネクション・プログラム認証キャンペーンが展開されている。
掲載日:2018年5月27日:ナノ・ディメンションのCTOにジェイム・ヌルマン氏が就任
ナノ・ディメンションのCTOにジェイム・ヌルマン氏が就任イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションのCTOに、ジェイム・ヌルマン氏が就任した。 ヌルマン氏はIT・ハイテク業界で30年以上の経験を持つベテランで、これまでにアプライドマテリアルズ副社長などを歴任している。アプライドマテリアルズ時代での15年間で、ヌルマン氏は同社の事業規模を10億ドル(約1,100億円)規模に成長させ、その手腕が高く評価されている。 ヌルマン氏のCTO就任について、ナノ・ディメンションのエイミット・デュローリCEOは、「ヌルマン博士はこの業界において、技術的なリーダーシップを発揮する事で知られています。彼の経験は我々の今後の戦略的展開で必ず活かされるでしょう。彼の優れたトラックレコードは、ナノ・ディメンションの技術の商品化を実現させます。ナノ・ディメンションの今後の成長を加速させるのは間違いないでしょう」とコメントしている。 ナノ・ディメンションは2012年設立のイスラエルのベンチャー企業。イスラエルのネス・ジオナに拠点を置き、PCB3Dプリンティング技術を用いて電子基板製造用3Dプリンター「ドラゴンフライ20203Dプリンター」などを製造している。
掲載日:2018年5月26日:カラーファブが新サービス「カラー・オン・デマンド」を開始
カラーファブが新サービス「カラー・オン・デマンド」を開始オランダの3Dプリンター用フィラメントメーカーのカラーファブが、新サービス「カラー・オン・デマンド」を開始する。カラー・オン・デマンドはユーザーが希望する色のフィラメントをオンデマンドで製造するサービス。 カラー・オン・デマンドでは既定の60種類のカラーをベースに、ユーザーの指定するカラーのフィラメントを製造する。素材は現時点ではPLAのみ利用可能。最低発注重量は2キログラムとなっている。 ベースカラーでの注文の場合、注文から製品の受け取りまでに5日から8日程度必要。なお、全く新しい色の場合、2週間から3週間が必要。価格は2キログラムのスプールで75ユーロ(約10,125円)となっている。 ユーザーが希望する色のフィラメントをオンデマンドで製造するサービスは、カラーファブのカラー・オン・デマンドが世界初となる。 カラーファブはオランダの素材企業ヘリアン・ポリマーズの社内ベンチャーとして設立され、これまでにブロンズフィルなどの金属系フィラメントやウッドフィル、バンブーフィルなどのウッド系フィラメントをリリースしてきている。カラーファブのフィラメントは高品質と高機能性が高く評価され、世界中の3Dプリンターユーザーの支持を集めている。
掲載日:2018年5月25日:3DプリンターOSがコダックの3Dプリンターをサポートへ
3DプリンターOSがコダックの3Dプリンターをサポートへクラウドベースの3Dプリンター管理ソフトを提供している3DプリンターOSが、コダックの3Dプリンターをサポートする運びとなった。 サポート契約の締結について3DプリンターOSのジョン・ドグルCEOは、「この度リリースされたコダックのポートレート3Dプリンターと我々のソフトウェアをインテグレート出来た事に大きな誇りを感じています。80年代にDOSがIBMのパソコンのOSとして採用されて一気に普及したように、我々のソフトウェアも同じビジョンの下で活躍出来ると信じます」とコメントしている。 コダックポートレート3Dプリンターはコダックのフラッグシップモデルの3Dプリンターで、四年間の製品保証と共に、3DプリンターOSのクラウドマネジメントシステムがバンドルされて供給される。価格は1台2,999ドル(約33万円)となっている。 3DプリンターOSはシリコンバレーに拠点を置くベンチャー企業で、マイクロソフトの共同創業者のポール・アレン氏率いるベンチャーキャピタルのヴォルカン・ベンチャーズが出資している。3DプリンターOSのクラウドマネジメントシステムは、最近マイクロソフトのクラウドコンピューティングプラットフォームのマイクロソフトAzureにバンドルされ、話題となった。
掲載日:2018年5月24日:ポストプロセス・テクノロジーズが北米市場のパートナーシップ契約を拡大
ポストプロセス・テクノロジーズが北米市場のパートナーシップ契約を拡大3Dプリンティング後のポストプロセスに特化したアメリカのポストプロセス・テクノロジーズが、北米市場のパートナーシップ契約を拡大する。同社はこれまでにアドバンストテック、シメトリクス、フィッシャー・ユニテック、テックラブズとのチャネルパートナーシップ契約を締結した。 チャネルパートナーシップ契約では、パートナーは「マーケットリーダー」「ポリマー・メタル」「インダストリーパートナー」の三つのカテゴリに分類される。「マーケットリーダー」には3Dプリンターの販売店など、3Dプリンターについての十分な知識と経験を有する企業が選ばれる。 「ポリマー・メタル」は、それぞれの素材を扱うパートナーが選ばれる。素材によってポストプロセスの仕方が違うため、素材ごとにパートナーを選ぶとしている。 「インダストリーパートナー」は、産業ごとに3Dプリンターの製造プロセスなどを教育する事が求められるとしている。 今回のパートナーシップ契約締結について、ポストプロセス・テクノロジーズのジェフ・マイズCEOは、「四社はいずれもアディティブ・マニュファクチャリングの世界における確たるリーダー企業です。いずれも突出したカスタマーサービスを提供してくれるでしょう」とコメントしている。 3Dプリンターでモノを造形すると、通常はフィニッシュや仕上がりに問題が生じるケースが多い。ポストプロセス・テクノロジーズは、そうしたモノに後工程処理を施し、仕上がりを向上させるサービスを提供している。
掲載日:2018年5月23日:アレフ・オブジェクツが新型3Dプリンター「LulzBot Mini 2」をリリース
アレフ・オブジェクツが新型3Dプリンター「LulzBot Mini 2」をリリースコロラド州に拠点を置くアメリカの3Dプリンターメーカーのアレフ・オブジェクツが、新型3Dプリンター「LulzBot Mini 2」をリリースする。前世代のLulzBotシリーズをベースに数々のアップデートを加えたもので、ヘッドにE3Dのチタン・エアロホットエンドが標準で搭載されている。 また、ビルドボリュームも前世代シリーズよりも大きくなり、スタンドアロンでのプリンティングも可能になった。 「LulzBot Mini 2」の価格は1台1,500ドル(約165,000円)。カリフォルニア州コスタメサに拠点を置く3Dプリンター・3Dプリンター用フィラメント販売店のマターハッカーが販売している。なお、マターハッカーによると、「LulzBot Mini 2」の入荷予定日を5月31日としている。 アレフ・オブジェクトは2011年設立。設立以来オープンソースの3DプリンターLulzBotシリーズを製造販売し、近年業績を伸ばしている。同社は昨年アメリカの経済雑誌「Inc.」が選ぶ「最も成長している未上場コンピューターハードウェア企業500社」に選出されている。 同社の3Dプリンターは、世界中の3Dプリンターをネットワークしているオランダのベンチャー企業の3Dハブズのトレンドレポートでも、高いユーザー評価を得ている。
掲載日:2018年5月22日:オートデスクが各種の無料ワークショップを提供
オートデスクが各種の無料ワークショップを提供3DCADソフトメーカー大手のオートデスクが、3Dプリンティング、ウッドショップ、メタルショップ、CNCミリングなどの各種の無料ワークショップを提供する。いずれのワークショップも、サンフランシスコにあるオートデスクのファブラボ「ピア9」で提供される。 全部で25講座が提供されるワークショップは、オートデスクとピア9のユーザーのコラボレーションで誕生したもので、3Dプリンター、レーザーカッター、ウォータージェットカッター、CNCミリングマシンなどの使い方が学べる実践的な内容になっている。また、3Dプリンターなどのハイエンドマシンに加え、溶接などの基本的な講座も提供される。 3Dプリンティングのワークショップでは、ストラタシスのオブジェット・コネックスシリーズとFortus450FDM3Dプリンターを使い、3Dモデルの作り方から実際の出力までを一貫して学ぶ事ができる。 ワークショップの受講は無料だが、インストラクタブルズのアカウント取得が必要。なお、テキストのPDFファイルのダウンロードにはインストラクタブルズのプレミアムアカウントが必要となっている。ワークショップの申し込みはインストラクタブルズの専用ページから行える。
掲載日:2018年5月21日:Amazonがユーザーの3Dボディースキャニングサービスの実験を開始
Amazonがユーザーの3Dボディースキャニングサービスの実験を開始Amazonがユーザーの3Dボディースキャニングサービスの実験を開始した。Amazonのニューヨークオフィスで行われるもので、ユーザーのボディースキャニングデータを20週間保存し、各種の分析などに利用される。参加者には250ドル分のAmazonギフトが贈られるという。 Amazonが3Dボディースキャニングサービスの実験を開始した背景には、消費者の返品率を下げる事でオペレーションコストを削減する戦略がある。オンラインリテーラーにとっては返品を大きな問題で、返品にかかるコストと手間が負担になっている。消費者の正確な3Dボディースキャニングデータを確保する事で消費者に適したサイズの服を提供する事が可能になり、同時に返品率を下げる事が可能になると期待されている。 ある関係者は、Amazonが消費者の3Dボディースキャニングデータを蓄積する事で、将来的にはアパレル3Dプリンターなどで消費者の体にフィットした服を直接プリントする事も可能になるとしている。 なお、今回のプロジェクトはAmazonが昨年10月に買収したスタートアップ企業のボディー・ラブズが行っている。。ボディー・ラブズは2013年設立、3DボディースキャニングデータをAIを使って解析するソルーションを提供している。
掲載日:2018年5月20日:米CIAが支援するベンチャー企業が世界初のカーボンファイバー製3Dプリント自転車を製造
米CIAが支援するベンチャー企業が世界初のカーボンファイバー製3Dプリント自転車を製造米CIAが支援するベンチャー企業のArevoが、世界初のカーボンファイバー製3Dプリント自転車を製造した。 Arevoは独自開発したデポジション・ヘッド技術を使い、自転車のボディーフレームをロボットアームで素材を溶融しながら3Dプリントした。カーボンファイバーを使った従来の製法に比べ大幅に製造コストを削減し、1台のボディーフレームにかかったコストはわずか300ドル(約33,000円)だという。 Arevoは最近シリーズB投資で1,250万ドル(約13億7,500万円)の資金を調達している。シリーズB投資には日本の旭硝子株式会社や住友商事の米国子会社なども参加している。また、Arevoには米CIAが組成したベンチャーファンドのIn-Q-Telも出資していて、Arevoは事実上CIAが支援するベンチャーとなっている。 Arevoにはまた、新CEOとしてAmazonとGoogleでの勤務経験を持つジム・ミラー氏が就任している。シリーズB投資の成功を受け、ミラー氏は「(これまで困難だったカーボンファイバーの3Dプリンティングについて)航空機の胴体や翼など、どんなに大きなものでも3Dプリントできるようになりました」とコメントしている。ミラー氏はまた、調達した資金をソフトウェアの開発と製造プロセスの改善に使いたいとしている。
掲載日:2018年5月19日:イタリアのベンチャー企業がスリーディーシステムズと共同でデンタルビジネスの立ち上げに成功
イタリアのベンチャー企業がスリーディーシステムズと共同でデンタルビジネスの立ち上げに成功イタリアのベンチャー企業Yndetechがスリーディーシステムズと共同で、デンタルビジネスの立ち上げに成功している。 2015年設立のYndetechはスリーディーシステムズのProXDMP1003Dプリンターを使って歯科用インプラントの製造を行っているが、設立からわずか3年で700人の患者のインプラントを製造したという。 同社は創業した2015年に最初のProXDMP1003Dプリンターを導入し、インプラントを24時間で製造するサービスを立ち上げた。同社のサービスは好評となり、同社は直ちに2台めのProXDMP1003Dプリンターを導入した。2台めの3Dプリンター導入でも製造が間に合わず、同社はその後さらに2台のProXDMP1003Dプリンターを導入したという。 Yndetechは現在4台のProXDMP1003Dプリンターを使い、コバルトクロームを素材に1日に50から60のインプラントを製造しているという。 ビジネス立ち上げの成功について、スリーディーシステムズのジェネラルマネージャーのウェイン・デーヴィー氏は、「Yndetechのような若い企業が成功するのを見るのは喜ばしい事です。歯科医療の世界のように、特に絶対的な精密さが要求される世界においてはなおさらです。彼らの成功が、歯科医療における我が社のソルーションの完ぺきさを証明してくれていると思います」とコメントしている。
掲載日:2018年5月18日:フォームラブズがセラミック樹脂をリリース
フォームラブズがセラミック樹脂をリリースフォームラブズがセラミック樹脂をリリースする。フォームラブズのデスクトップSLA3Dプリンター「フォーム2」用に開発されたもので、一般のデスクトップSLA3Dプリンター用セラミック樹脂としては世界初となる。 セラミックを素材にする3Dプリンターの多くはFDM方式の3Dプリンターで、SLA3Dプリンターなどに比べると造形精度が見劣りする感があった。SLA3Dプリンターでセラミックを素材に出力する事で、FDM方式の3Dプリンターよりも高い造形精度が確保できる事が期待される。セラミック樹脂は通常のセラミックのような形状の造形が可能で、フォームラブズではジュエリーの型の製造などに適しているとしている。 フォームラブズはこれまでに一般的な紫外線硬化樹脂に加え、エンジニアリング用樹脂、ジュエリー製造用樹脂、歯科医療用樹脂などの各種の高機能樹脂製品をリリースしてきている。 フォームラブズは、2012年にマサチューセッツ工科大学出身のエンジニアらが立ち上げたベンチャー企業。これまでにデスクトップSLA3Dプリンター「Form1」「Form2」をリリースし、世界中の3Dプリンターユーザーから高い支持を集めている。
掲載日:2018年5月17日:欧州宇宙機関が宇宙用3Dプリンターの試作機を取得
欧州宇宙機関が宇宙用3Dプリンターの試作機を取得欧州宇宙機関が宇宙用3Dプリンターの試作機を取得した。マイクログラビティ3Dプリンターと名付けられた3Dプリンターは、アディティブ・レイヤー・マニュファクチャリングと呼ばれる技術を活用したもので、ポリマー系素材を使って造形するタイプの3Dプリンター。開発に2年を要したという。 マイクログラビティ3Dプリンターの開発にはポルトガルの非営利団体インスティテュート・ペドロ・ニュネスや、同じくポルトガルの3Dプリンティング企業アクティブ・スペースなどの5社がかかわった。なお、マイクログラビティ3Dプリンターは国際宇宙ステーションISSに設置される予定。 国際宇宙ステーションには、NASA傘下のベンチャー企業メイド・イン・スペースが開発した宇宙用3Dプリンター「ゼロ・グラビティ」が設置され、稼働を開始している。「ゼロ・グラビティ」はこれまでに、ABS、グリーンPE、PEI・PCなどを素材に各種のパーツなどを製造している。 マイクログラビティ3Dプリンターが国際宇宙ステーションに設置される事で、国際宇宙ステーションで稼働する3Dプリンターの数が2台となる。宇宙における3Dプリンターの活用が、今後さらに進むと関係者は期待している。
掲載日:2018年5月16日:ストラタシスが四つのホワイトペーパーの無料配布を開
ストラタシスが四つのホワイトペーパーの無料配布を開アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、四つのホワイトペーパーの無料配布を開始した。 「コンスーマーブランドで差別化する方法」というタイトルのホワイトペーパーは、ストラタシスのマルチカラー・マルチマテリアル3Dプリンターを使ってコンスーマーブランドを差別化した事例を紹介している。年間多数の新ブランドが投入されるコンスーマー市場で、製品やパッケージがユニークにデザインされたケースなどが紹介されている。 「未来の才能を磨く方法」というタイトルのホワイトペーパーには、過去30年におけるアディティブ・マニュファクチャリング技術の変遷がつづられている。また、アディティブ・マニュファクチャリング技術の今後の展望などの予想も記されている。 「ロード・アヘッド」というタイトルのホワイトペーパーは、3Dプリンターを使ってデザインとマーケティングのスピードを速めるテクニックが記されている。 「デザインの革命」は、プロダクトデザインにおける発想の転換をもたらす数々のティップスがつづられている。 いずれのホワイトペーパーも無料でストラタシスのダウンロードサイトからダウンロード出来る。なお、いずれのホワイトペーパーも英語のみ対応となっている。
掲載日:2018年5月15日:イギリスのサービスビューロー・3Dプリンター販売店が3Dプリンターのレンタルサービスを開始
イギリスのサービスビューロー・3Dプリンター販売店が3Dプリンターのレンタルサービスを開始イギリスのサービスビューロー・3Dプリンター販売店の「プリントイット3D」が、3Dプリンターのレンタルサービスを開始する。 プリントイット3Dはウェールズのブリジェンドに拠点を置く、イギリス最大のスリーディーシステムズの販売パートナー。2009年の設立以来40種類以上のスリーディーシステムズの3Dプリンターを販売してきている。 レンタルの対象となるのはスリーディーシステムズのプロジェット・マルチジェット・プリンティング2500シリーズ。レンタル料は月額2,600ポンド(約384,800円)からとなっている。レンタル料には3Dプリンター本体のレンタル料に加え、メンテナンスやサポートなどの料金も含まれるという。 プロジェット・マルチジェット・プリンティング2500シリーズはSLA方式の3Dプリンターで、紫外線硬化式フォトポリマーを素材に造形するタイプのハイエンド3Dプリンター。主に各種の試作品や歯科医療機器の製造に使われる。 3Dプリンターのレンタルサービスは、SYSシステムズやGoPrint3Dなどの、他のサービスビューローも提供し始めている。また、3Dプリンターメーカーの中でも3Dプリンターのレンタルサービスを開始するケースも出始めており、3Dプリンターのレンタルサービスが業界的なトレンドとなり始めている。
掲載日:2018年5月14日:FictivがシリーズB投資で1,500万ドルを調達
FictivがシリーズB投資で1,500万ドルを調達サンフランシスコに拠点を置くマニュファクチャリング・スタートアップ企業のFictivが、シリーズB投資で1,500万ドル(約16億2千万円)を調達した。投資したのはシノベーション・ベンチャーズをリーダーとするシンジゲートグループ。 今回の資金調達により、同社が調達した資金の総額は2,500万ドル(約27億円)となった。同社には、これまでにマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏や、著名ベンチャーキャピタルのインテルキャピタル、スタンフォード・スタートXファンドなどが出資している。 Fictivは2013年設立。3Dプリンティング、CNCミリング、射出成型などのソルーションをワンストップで提供している。同社のソルーションでは、ポリジェット3Dプリンター、SLS3Dプリンター、FDM3Dプリンターなどが利用できるほか、同社が開発したコラボレーション技術「バーチャル・マニュファクチャリング」が利用できる。。 今回調達した資金は、Fictivの製造ネットワークの拡大や、新型ソフトウェアの開発、中国オフィスの開設などに使われるという。 Fictivはソフトウェアの開発現場で使われていたコラボレーション技術を、製造業の現場に応用する事を目指して設立された。同社のコラボレーション技術は、これまでに各業界のユーザーの製造コストを大きく削減してきている。
掲載日:2018年5月13日:3DプリンターOSがマイクロソフトAzureにバンドルへ
3DプリンターOSがマイクロソフトAzureにバンドルへクラウドベースの3Dプリンター管理ソフトの3DプリンターOSが、マイクロソフトのクラウドコンピューティングプラットフォームのマイクロソフトAzureにバンドルされることになった。 3DプリンターOSは2015年設立、シリコンバレーのベンチャーキャピタルなどの支援を受けて急速にユーザーを拡大し、今日までに世界最大規模のクラウドベース3Dプリンター管理ソフトに成長した。特に学生ユーザーを多数有し、ハーバード大学、エール大学、デューク大学などの名門大学のユーザーを多く抱えている。 3DプリンターOSは、3Dモデルのスライシングなどの基本的な機能に加え、オートデスク、ダッソー・システムズ、シーメンス、オンシェイプなどが提供しているデザインツールを利用する事もできる。 3DプリンターOSは、昨年のマイクロソフト・ビルド企業に選出され、マイクロソフトとの良好な関係を築いていた。今回のバンドルにより、マイクロソフトAzureのユーザーにもアクセスを広げることとなる。 マイクロソフトAzureはマイクロソフトが開発・運営しているワールドワイドのクラウドコンピューティングプラットフォーム。AmazonのAWS、GoogleのGoogle Cloud Platformなどと並び、クラウドコンピューティング市場の世界的リーダーとなっている。
掲載日:2018年5月12日:ウォーラーズ・アソシエイツがカナダのモントリオールでアディティブ・マニュファクチャリング講座を開催
ウォーラーズ・アソシエイツがカナダのモントリオールでアディティブ・マニュファクチャリング講座を開催アメリカのアディティブ・マニュファクチャリング関連コンサルティング企業のウォーラーズ・アソシエイツが、カナダのモントリオールでアディティブ・マニュファクチャリング講座を開催する。カナダ・ケベック州のケベック・産業研究センターと共同で開催するもので、カナダでは初のアディティブ・マニュファクチャリング関連講座となる。 三日間開催される講座はデザイナー、エンジニアを対象にしたもので、主にアディティブ・マニュファクチャリングにおけるデザイン技術を中心にカリキュラムが組まれるという。 講座の開催についてウォーラーズ・アソシエイツのテリー・ウォーラー社長は、「アディティブ・マニュファクチャリング技術は現代の製造業の表面を刷新しています。しかし、現場のプロフェッショナルに高度なデザイン技術とアディティブ・マニュファクチャリングのプロセス全体の理解を求めます。それが今回の講座開催に至った理由です」とコメントしている。 ウォーラーズ・アソシエイツは世界で最も権威あるアディティブ・マニュファクチャリング関連コンサルティング企業として知られている。同社はまた、年次でアディティブ・マニュファクチャリング業界レポート「ウォーラーズ・レポート」を発行している事でも知られている。
掲載日:2018年5月11日:スリーディーシステムズがアメリカ海軍の艦船用交換部品を3Dプリンターで製造へ
スリーディーシステムズがアメリカ海軍の艦船用交換部品を3Dプリンターで製造へアメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、アメリカ海軍の艦船用交換部品をメタル3Dプリンターで製造するプロジェクトへ参加する見通しとなった。 スリーディーシステムズの発表によると、同社はアメリカ最大の軍艦造船企業ハンティントン・インゴルズ・インダストリーズと提携し、空母や潜水艦などの製造にメタル3Dプリンティングなどのアディティブ・マニュファクチャリング技術を提供するという。 具体的には、スリーディーシステムズのProXDMP320メタル3Dプリンターを使い、艦船の交換部品などの製造を行うとしている。 スリーディーシステムズのメタル・ヘルスケア担当副社長兼ジェネラルマネージャーのケビン・マクアレア氏は、「スリーディーシステムズは海軍との長期に渡る堅固な関係を誇りに思っています。今回のコラボレーションにより、我々のメタル3Dプリンティング技術が海軍のサプライチェーンを再構築し、効率性とオペレーションコストの削減を同時に実現するでしょう」とコメントしている。 アメリカ海軍は昨今、3Dプリンティング技術の導入を進めている。先日もGEのアディティブ・マニュファクチャリング技術を活用した艦船の交換部品製造プロジェクトに投資し、話題を集めていた。
掲載日:2018年5月10日:スペインのブルゴスで世界最大規模の3Dプリンターパーティーが開催
スペインのブルゴスで世界最大規模の3Dプリンターパーティーが開催スペインの古都、カスティリャ州ブルゴスで、世界最大規模の3Dプリンターパーティーが開催された。 ブルゴス大学で現地時間の5月4日から6日までの三日間開催されたパーティーには、世界各地の3Dプリンターメーカーやユーザーが参加し、161台もの3Dプリンターが稼働する一大イベントとなった。パーティーにはアメリカの3Dプリンターメーカーのエアウルフ3Dや、テキサス州のルトウルノ大学の研究チームも参加した。 スペインのガリシア州に拠点を置く3Dプリンティング企業のメーカーギャル3Dは、長さ4.8メートルのPLA製の剣のフィギュアを出品し、話題を集めた。剣の製造には15キロのPLAを素材に170点のパーツが製造され、製造に300時間かかったという。 また、同じくスペインの地元の3Dプリンティング企業のキロラブ3Dは、3Dプリンターで古代ギリシャのアンティキチア・天文モデルを製造し、話題を集めた。アンティキチア・天文モデルは古代ギリシャで発明されたアナログ計算機で、惑星や星などの位置を計算するために使われたという。 3Dプリンターパーティーは、以前はスペインの別の街レオンで開催されていたが、今年からブルゴスでの開催となった。関係者は、来年の3Dプリンターパーティーも同じくブルゴスで開催されるとしている
掲載日:2018年5月9日:メイド・イン・スペースがNASAから次世代3Dプリンティングシステムを受注
メイド・イン・スペースがNASAから次世代3Dプリンティングシステムを受注NASA傘下のベンチャー企業のメイド・イン・スペースが、NASAから次世代3Dプリンティングシステムを受注した。 ヴァルカン・ハイブリッド・マニュファクチャリング・システムと名付けられたシステムは、メタル、チタン、ステンレス、アルミニウムなどの30種類以上の素材をプリントする事が可能。現在国際宇宙ステーションISSで稼働中のメイド・イン・スペースの宇宙3Dプリンター「ゼロ・グラビティ」は、ポリマー系の素材しかプリント出来ない。 ヴァルカン・ハイブリッド・マニュファクチャリング・システムは3Dプリンターのみならず、CNCマシンなどのサブトラクティブ・マニュファクチャリング技術とのハイブリッド型システムになっているという。 ch 「ヴァルカン・ハイブリッド・マニュファクチャリング・システムは、特に長期の宇宙ミッションにおけるロジスティクス確保のための重要な手段になります。地球から遠く離まれたところでは、必要な物資をすぐに地球から取り寄せる事は出来ないからです」と、メイド・イン・スペースのチーフ・エンジニアリング・オフィサー兼プリンシパル・インベスターのマイク・スナイダー氏はコメントしている。 システムの受注金額などの詳細な情報は、今のところ明らかにされていない。
掲載日:2018年5月8日:カーボンが二種類の3Dプリンター用新素材をリリース
カーボンが二種類の3Dプリンター用新素材をリリースアメリカのハイエンド3Dプリンターメーカーのカーボンが、二種類の3Dプリンター用新素材をリリースした。 リリースされたのはエポキシ82とエラストメリック・ポリウレタン41の二つの素材。エポキシ82は高強度エンジニアリング素材で、高い耐衝撃性と耐熱性を持つのが特徴。コネクター、ブラケット、ハウジングなどのパーツ製造に適しているとしている。 エラストメリック・ポリウレタン41は高い弾力性を持つエンジニアリング素材。クッショニング、アブソーバーなどの製造に適しているとしている。エラストメリック・ポリウレタン41は5リットルのバルクパッケージで供給され、価格は1リットルあたり150ドル(約15,750円)となっている。 いずれの素材も、現時点では北米のユーザーにのみ提供されるとしている。 カーボンはノースカロライナ大学教授のジョセフ・デジモンらが設立、高速SLA3Dプリンター「M1」を製造している。「M1」は、従来型のSLA方式の3Dプリンターよりも最大100倍のスピードでプリント出来るとしている。「M1]はこれまでにアディダス、フォード、BMWなどに採用されている。 カーボンへはグーグルベンチャーズ、GEベンチャーズ、ニコン、BMWらが、これまでに総額2,200万ドル(約242億円)を出資している。
掲載日:2018年5月7日:GEがアメリカ海軍から900万ドル規模の3Dプリンティングプロジェクトを獲得
GEがアメリカ海軍から900万ドル規模の3Dプリンティングプロジェクトを獲得GEがアメリカ海軍から900万ドル(約9億4,500万円)規模の3Dプリンティングプロジェクトを獲得した。GEの発表によるとプロジェクトは四年契約で、アメリカ海軍の艦船や航空機などの交換部品をコンセプトレーザーのメタル3Dプリンターで製造するものだという。 プロジェクトでは既存の交換部品に加え、メーカーから供給停止となった交換部品の製造なども行われるという。 プロジェクトにはGEアビエーション、GEアディティブ、ハネウェル、ペンステート大学・、ローレンス・リバモア国立研究所、海軍核研究所などからメンバーが参加する。 プロジェクトについてGEグローバルリサーチのエイド・マキンド主席エンジニアは、「既存の技術では交換部品を製造するのに非常に長い時間がかかります。(アディティブ・マニュファクチャリングの技術を使う事で)交換部品製造のタイムフレームを、最大で週単位にまで削減する事が可能になると見込んでいます」とコメントしている。 アメリカ海軍では運用する艦船の老朽化が進み、艦齢は平均で17年となっている。アメリカ海軍の最古の現役艦船の艦齢は40年を超えていて、交換部品の迅速で安定的な製造が喫緊の課題となっている。
掲載日:2018年5月6日:コロンビア初の3Dプリント住宅が完成
コロンビア初の3Dプリント住宅が完成コロンビア初の3Dプリント住宅が完成し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 3Dプリント住宅を建設したのはコロンビアのアンティオキアにあるEIA大学と地元の建設企業コンストラクトラ・コンコンクレト社。大型のコンクリート3Dプリンターを使い、EIA大学内にあるコンクリート・イノベーションセンターの敷地に建てられたという。 3Dプリント住宅はシングルプリントではなく、32点のピースで造形され、ピースを組み合わせて建設された。建設にかかった時間は合計で26.82時間、住宅の大きさは23.4平方メートルで、ベッドルーム、バスルーム、ダイニングルーム、キッチンが備えられている。 コンストラクトラ・コンコンクレト社は1961年設立の建設企業で、コロンビアとパナマを地盤に事業を展開している。近年建設3Dプリンターの世界的な普及を見て、建設3Dプリンターの導入を決めたという。 住宅やオフィスの建設に3Dプリンターを活用する機運は世界的に高まっている。現時点でフランス、イタリア、オランダ、アメリカ、中国、ロシア、UAEなどで建設3Dプリンターの利用が確認されている。建設3Dプリンターを利用する事で建設コストと建設期間が削減される事から、今後も建設3Dプリンターの普及が進むと業界関係者は予想している。
掲載日:2018年5月5日:イギリスのエクセタ大学が15世紀の民芸品の3Dモデルをアーカイブ化
イギリスのエクセタ大学が15世紀の民芸品の3Dモデルをアーカイブ化イギリスのエクセタ大学の研究チームが、15世紀のイギリスの民芸品の3Dモデルをアーカイブ化し、話題になっている。 エクセタ大学がアーカイブ化しているのは、地元エクセタ大聖堂で見つかった1,058体の蜜蝋人形。エクセタ大聖堂の改修工事を行っていた当時の建設作業員が偶然見つけたという。エクセタ大聖堂には多数の古い民芸品が保存されていたが、1942年のドイツ軍による空襲で多くが破壊された。 3Dモデルを作っているのはエクセタ大学デジタル・ヒュマニティズ研究所のスタッフ。キヤノンのEOS5DMk3カメラを使い、Agisoftのフォトスキャンでアーカイブ化しているという。また、3DモデルはメーカーボットのZ183Dプリンターで出力、造形されている。これまでに「祈る女性」の人形などが出力されたという。 歴史的資産の3Dモデルをアーカイブ化する機運は世界的に高まっている。Googleも非営利団体のCyArkと共同で、世界各地の遺跡や建築物の3Dモデルをアーカイブ化するプロジェクトを展開している。また、スウェーデンのルンド大学の研究チームも、イタリアの古代都市ポンペイの建築物の3Dモデルをアーカイブ化している。
掲載日:2018年5月4日:マイミニファクトリーが人気ゲームキャラクターの3Dモデルの取り扱いを開始
マイミニファクトリーが人気ゲームキャラクターの3Dモデルの取り扱いを開始アングリーバードは、フィンランドのゲームソフトメーカーのRovioが開発した「アングリーバード・エヴォリューション」に登場するメインキャラクター。アングリーバード・エヴォリューションは2017年6月にリリースされたロールプレイングゲームで、2009年からリリースされているアングリーバード・シリーズの最新バージョン。Rovioによると、アングリーバード・シリーズはこれまでに全世界で累計40億ダウンロードされているという。 アングリーバードの3Dモデルは現地時間の5月2日午後6時にマイミニファクトリーに登録された。3Dモデルは随時追加される予定としている。なお、いずれの3Dモデルも無料でダウンロードできるという。 マイミニファクトリーにはこれまでに45,000点以上の3Dモデルが登録され、世界中の3Dプリンターユーザーが利用している。 マイミニファクトリーはシルヴァイン・プレマウントとロメイン・キッドの二人が2013年6月に設立したベンチャー企業。「クリエイターに力を与え、世界中の3Dプリンターオーナーとデジタルオブジェクトをシェアさせる」ことをミッションに掲げている。本社はイギリスのロンドンにある。
掲載日:2018年5月3日:ストラタシスの2018年度第一四半期売上が対前年比で6%減少
ストラタシスの2018年度第一四半期売上が対前年比で6%減少アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスの2018年度第一四半期売上が、対前年比で6%減少した。同期間中の売上は1億5,380万ドル(約161億4,900万円)で、前年の1億6,320万ドル(約171億3,600万円)から約9,400万ドル減少した。 決算についてストラタシスのイラン・レビンCEOは、「第一四半期の売上について残念に思っています。北米市場のハイエンドシステムオーダーが振るわなかった事が原因だと考えています。特に公共セクターや、航空中、自動車などの市場で苦戦しました」とコメントしている。 第一四半期決算の発表を受け、ニューヨーク証券取引所で取引されているストラタシスの株価は約10%下落した。また、競合するスリーディーシステムズの株価も軒並み下落した。 ある業界関係者は、北米の3Dプリンター市場の競争激化がストラタシスの売上に影響を与えていると指摘している。特に、ストラタシスが得意とするハイエンド3Dプリンター市場のシェアを、新興のHPが奪っている可能性が指摘されている。 一方で、ストラタシスは航空機製造大手のエアバスとの協業を強化するなど、明るい話題も出てきている。 ストラタシスは、2018年度通年の売上を6億7千万ドル(703億円)から7億ドル(約735億円)、GAAPベースでの経常損失を2,500万ドル(約26億2,500万円)から4,100万ドル(約43億円)と見込んでいる。
掲載日:2018年5月2日:ロボ3Dの売上が対前年比で67%増加
ロボ3Dの売上が対前年比で67%増加カリフォルニア州パロアルトに拠点を置くデスクトップ3Dプリンターメーカーのロボ3Dの売上が、対前年で67%増加した。 ロボ3Dが発表した2018年度第三四半期までの売上は550万オーストラリアドル(約4億3千万円)で、前年から大きく増加した。特に小中学校などの教育機関への3Dプリンターの販売拡大が売上増加に寄与したとしている。 ロボ3Dのマネージングディレクター、ライアン・レグーディ氏は、「ロボ3Dにとっての市場環境は、かつてないほど良好になっています。特に成長性が高い分野でのさらなる成長が見込まれ、今後四年間で我が社の事業規模は3倍になり、販売数量も年間190万台に達するでしょう」と楽観的な見通しを表明している。 ロボ3Dは「R1+」「R2」「C2」などのデスクトップ3Dプリンターをリリースし、オーストラリアとアメリカの市場を中心に事業を拡大してきている。なお、同社の3Dプリンターは、台湾のフォックスコン・テクノロジー・グループ(鴻海科技集団)が受託製造している。 ロボ3Dは2012年にキックスターターのプロジェクトで資金調達に成功し、法人化された。2015年12月に12月にオーストラリアの資源開発企業ファルコン・ミネラルに買収され、2016年11月にオーストラリア証券取引所に上場している。
掲載日:2018年5月1日:3Doodlerが教育用パッケージ「3Doodlerクリエイト+EDUラーニングパック」「3DoodlerスタートEDUラーニングパック」をリリース
3Doodlerが教育用パッケージ「3Doodlerクリエイト+EDUラーニングパック」「3DoodlerスタートEDUラーニングパック」をリリース米マサチューセッツに拠点を置く3Dプリンティングペン開発の3Doodlerが、教育用パッケージ「3Doodlerクリエイト+EDUラーニングパック」「3DoodlerスタートEDUラーニングパック」をリリースする。いずれのパックにも6本または12本の3Dプリンティングペン、プラスチック素材、レッスンプラン、教材などが含まれているという。 「3Doodlerクリエイト+EDUラーニングパック」は、ヨーロッパのEdtech評価団体のKokoaからも高い評価を受けているという。 いずれもパックも3Doodlerの専用サイトか、米Amazonやべストバイにて購入可能。価格は349ドル(約36,645円)から1,199ドル(約125,895円)となっている。 3Doodlerは、近年STEP教育方面でのプレゼンスを強化している。3Doodlerの3Dプリンティングペンは、これまでにアメリカの小中学校などの5,000以上の教室で30万人以上の生徒達に使われているという。 3Doodlerは2012年設立。2013年に3Dプリンティングペン3Doodlerをキックスターターで販売したところ注文が殺到、2百万ドル(約2億3千万円)以上を集める人気プロジェクトとなった。 3Doodlerの3Dプリンティングペンは、日本のAmazonでも購入可能。
掲載日:2018年4月30日:マイクロソフトがサーフェス・コンステレーションズ・プラットフォームをオープンソース化
マイクロソフトがサーフェス・コンステレーションズ・プラットフォームをオープンソース化マイクロソフトが現在開発しているサーフェス・コンステレーションズ・プラットフォームをオープンソース化する。 サーフェス・コンステレーションズ・プラットフォームは、スマートフォンやタブレットデバイスなどの複数のモバイルデバイスをリンクさせ、ひとつのワークスペースとして機能させるプラットフォーム。パソコンに複数のデバイスを接続し、シームレスに操作が出来るのと同様の機能を実現する事ができる。 オープンソースで公開されるのは、マイクロソフト・リサーチとロンドンカレッジが共同開発した23のワークスペースモデルとブラケットの3Dファイル。ブラケットは3Dプリンターで出力して利用できる。ブラケットはデバイス同士をアタッチするために使用する。 ワークスペースモデルの中には、8つのモバイルデバイスを丸形に組み合わせて構成した「サークル」や、トレーダー用の「トレーディングデスク」のモデルなどが含まれているという。また、単純に3つのタブレットデバイスをリンクさせたモデルや、6つをリンクさせた「マルチスクリーンエディター」のモデルも含まれてるという。 マイクロソフトは今回のオープンソース化により、サーフェス・コンステレーションズ・プラットフォームのユーザーを増やしたいものと見られる。
掲載日:2018年4月29日:イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeがサウジアラビアの化学企業と共同で新型フィラメントを開発
イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeがサウジアラビアの化学企業と共同で新型フィラメントを開発イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeが、サウジアラビアの化学企業SABICと共同で新型フィラメントを開発する。 開発するのは「LEXAN EXL AMHI240F」と名付けられたポリカーボネート系のフィラメントで、通常のポリマー系フィラメントよりも高い硬度と耐体温性を備えているのが特徴。最低マイナス30度の低温にも耐えられるという。 LEXAN EXL AMHI240Fの開発についてSABICのシニアビジネスリーダーのキース・コックス氏は、「Robozeと共同でLEXAN EXL AMHI240Fを開発出来る事に感謝しています。これによりアディティブ・マニュファクチャリングの領域でのプレゼンスを広げ、産業領域でのRobozeのハイクオリティプリンターの利用もさらに進むでしょう」とコメントしている。 また、Robozeの創業者兼CEOのアレッシオ・ロルーソ氏は、「SABICが開発したポリカーボネート・フィラメントは素晴らしい。最初のテストには非常に満足しているし、我々の3Dプリンター用の高機能性フィラメントのラインアップが増えることを期待している」とコメントしている。 Robozeはこれまでに、ハイエンドPEEKフィラメント、カーボンPEEKフィラメントなどの、主にモノづくりの現場で使われる高機能性フィラメントを開発してきている。
掲載日:2018年4月28日:スリーディーシステムズの新テクノロジーがアメリカ空軍のリサーチプロジェクトに採用
スリーディーシステムズの新テクノロジーがアメリカ空軍のリサーチプロジェクトに採用アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズの新テクノロジー「フィギュア4」が、アメリカ空軍のリサーチプロジェクトに採用された。プロジェクトでは、アメリカ空軍が運用する航空機のメンテナンスに同技術が活用出来るか検証するとしている。 フィギュア4は高速で精密な3Dプリンティングを実現する技術で、最高65mm/hのスピードで造形する事が可能。プリント精度はシグマシックス(Cpk > 2)のレベルに準拠するとしている。 アメリカ空軍が運用している航空機の中には、製造開始から年数が経っている事から部品の供給が停止されているものが少なくない。また、部品が残されている場合でも、経年劣化による品質低下など、数多くの問題を抱えているケースが多いとされる。3Dプリンターで部品を製造する事で、オンデマンドで高品質な部品供給が可能になるとしている。 「アディティブ・マニュファクチャリングはパーフェクトなリーン・ソルーションです。なぜなら、アディティブ・マニュファクチャリングは時間とコストがかかる製造ツーリングを必要としないからです。(今回のフィギュア4の採用により)アメリカ空軍をお手伝いできる事を嬉しく思います。他のパートナーとも強力し、フィギュア4を使った各種のアプリケーションの発展に努力します」と、スリーディーシステムズの創業者兼CTOのチャック・ハル氏はコメントしている。
掲載日:2018年4月27日:イギリスのSABREエンジンメーカーがボーイングとロールスロイスから2650万ポンドを調達
イギリスのSABREエンジンメーカーがボーイングとロールスロイスから2650万ポンドを調達イギリスのSABREエンジンメーカーのリアクション・エンジンズが、ボーイングとロールスロイスから2650万ポンド(約40億2,800万円)を調達した。調達した資金は、同社のSABREエンジンの開発に投じられると見られる。 リアクション・エンジンズが開発中のSABRE((Synergistic Air-Breathing Rocket Engine) )エンジンは、同社が開発中のスペースプレーン「スカイロン」に搭載されるエンジン。 スカイロンは通常の航空機と同様に滑走路から離陸し、液体水素と酸素を燃焼させ、速度マッハ5.4まで加速して宇宙空間へ到達する。宇宙空間から大気圏に突入後、再び通常の航空機のように飛行し、滑走路へ着陸する。 スカイロンが実現すると、世界中の主要都市間を4-6時間程度で結ぶ事が可能になるとされている。 なお、リアクション・エンジンズは、SABREエンジンの製造に3Dプリンターを使用している事でも知られている。 リアクション・エンジンズはこれまでに、イギリスのBAEシステムズから2千万ポンド(約37億円)の資金調達を受けているほか、イギリス政府による最大6千万ユーロ(約80憶円)の出資確約を獲得している。
掲載日:2018年4月26日:ドイツの研究機関が無重力下でのメタル3Dプリンティングに成功
ドイツの研究機関が無重力下でのメタル3Dプリンティングに成功ドイツの研究機関のBAMが、史上初めて無重力下でのメタル3Dプリンティングに成功した。BAMは、これまでに無重力下でのセラミック3Dプリンティングに成功していた。 BAMのセラミックプロセシング・バイオマテリアルチームのジェンズ・グンスターリーダー氏によると、BAMは今年三月に航空機を使って無重力状態を発生させ、メタル3Dプリンターで超小型のスパナを作ることに成功したという。 今回の成功により、宇宙空間でのメタル3Dプリンティングの実現が近づいた。現在、宇宙空間ではNASA傘下のベンチャー企業メイド・イン・スペースが国際宇宙ステーションISSに設置した3Dプリンター「ゼロ・グラビティ」が稼働し、各種のパーツなどを製造している。一方、「ゼロ・グラビティ」が使える素材はポリマー系のプラスチック素材のみで、用途に制限があるなど課題があった。 一般的なメタル3Dプリンターは、メタルパウダーを素材にレーザーなどで焼結して造形を行う。無重力状態ではメタルパウダーが飛散するため、メタルパウダーを固定させる必要があった。BAMは特殊なポンプと窒素ガスを使ってメタルパウダーを引き寄せ、固定化することに成功したという。 BAMが今回開発したメタル3Dプリンティング技術は、今年開催されるハノーバーメッセ貿易フェアで公開される。
掲載日:2018年4月25日:ウルチメーカーが新シリーズ「ウルチメーカー S5」3Dプリンターをリリース
ウルチメーカーが新シリーズ「ウルチメーカー S5」3Dプリンターをリリースオランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーが、新シリーズ「ウルチメーカー S5」3Dプリンターをリリースする。 ウルチメーカー S5は、最大330 x 240 x 300 mmの造形サイズを持つ、ウルチメーカー最大クラスの3Dプリンター。新型のベッド・レベリングシステムを搭載するなど、エンドユーズ・パーツの製造を見据えた設計となっている。また、ビルトイン・フィラメントセンサーを搭載し、フィラメントスプールが切れる前に自動的にプリントを停止できる。 操作用タッチスクリーンもアップグレードし、スマートフォン感覚で3Dプリンターを操作できるとしている。また、iOSとアンドロイド・スマートフォン用のウルチメーカー・アプリも提供される。ウルチメーカー・アプリでは、3Dプリンターの操作に加え、リモートでのプリントモニタリングなども行える。 ウルチメーカー S5のリリースと共に、ウルチメーカーでは新型フィラメント「ウルチメーカー・タフPLA」もリリースする。ウルチメーカー・タフPLAは、通常のPLAフィラメントよりも強度に優れ、より滑らかなフィニッシュが得られるのが特徴。 ウルチメーカー S5の価格は5,495ユーロ(約74万円)で、ウルチメーカーは5月15日からウルチメーカー S5の注文受付を開始するとしている。
掲載日:2018年4月24日:M3Dが価格399ドルのフルカラー3Dプリンターをリリース
M3Dが価格399ドルのフルカラー3Dプリンターをリリース米メリーランド州フルトンに拠点を置く3DプリンターメーカーのM3Dが、価格399ドル(41,895円)のフルカラー3Dプリンターをリリースする。 クレーン・クワッドと名付けられた3Dプリンターは1.75mm径のCMYKの四色のフィラメントを使い、カラーパレットで溶融して色を混ぜるタイプ。5万色以上のカラーを付ける事が可能という。造形サイズは最大214 x 214 x 230 mm。 FDM方式のフルカラー3Dプリンターは、これまでに台湾の3DプリンターメーカーのXYZプリンティングが価格3,499.95ドルの「ダ・ヴィンチ・カラー」をリリースしている。価格399ドルのフルカラー3Dプリンターは、これまでにリリースされたフルカラー3Dプリンターの中で最も低価格と見られる。 M3Dはメリーランド大学カレッジパーク校出身のデービッド・ジョーンズとマイケル・アーマニの二人が2014年4月に設立した。M3Dは2014年5月にクラウドファンディング大手キックスターターで、小型デスクトップ3Dプリンター「マイクロ」のキャンペーンを展開し、3Dプリンターのキャンペーンとしては史上最高の340万ドル(約3億5千万円)を調達した事で知られる。
掲載日:2018年4月23日:Googleが非営利団体と共同でオープンヘリッテッジプロジェクトを開始
Googleが非営利団体と共同でオープンヘリッテッジプロジェクトを開始Googleが非営利団体のCyArkと共同で、オープンヘリッテッジプロジェクトを開始する。オープンヘリッテッジプロジェクトは、世界中の考古学資産の3Dモデルをライブラリ化するプロジェクト。 Googleは既に、イタリアのポンペイ遺跡やシリアのアル・アゼム宮殿などを含む世界の26の史跡の3Dイメージを確保しているという。なお、世界中の史跡の多くは劣化が進み、地震などにより倒壊や損傷の恐れがあるという。 3Dモデルは、CyArkが開発したLidarレーザースキャナーでキャプチャリングする。ライブラリに登録された3Dモデルは一般に公開され、データをダウンロードする事が出来る。ダウンロードした3Dモデルは、一般的な3Dプリンターで出力する事も出来る。 CyArKのジョン・リステヴスキ会長兼CEOは、3Dモデルをバーチャルリアリティ技術と組み合わせ、史跡のバーチャルツアーなどに利用する事などを想定しているという。 CyArkはイラクのモスル出身のベン・カシラ氏が立ち上げた非営利団体。カシラ氏は、タリバンがアフガニスタンのバーミアン遺跡の仏像を破壊する映像を見て衝撃を受け、CyArkの立ち上げを決意したという。
掲載日:2018年4月22日:中国の3Dプリントシューズメーカーが3Dプリント・バレーボールシューズの製造を開始
中国の3Dプリントシューズメーカーが3Dプリント・バレーボールシューズの製造を開始中国の3Dプリントシューズメーカーのピーク・スポーツ・プロダクツが、3Dプリント・バレーボールシューズの製造を開始した。 同社はこれまでにアメリカのNBAスター選手ドワイト・ハワード氏のカスタム・バスケットボールシューズを3Dプリンターで製造した事で知られる。また、同社は昨年、カスタムインソールを内蔵したランニングシューズも3Dプリンターで製造している。 今回製造される3Dプリント・バレーボールシューズは、今年開催される中国プロバレーボールリーグのオールスターゲームで使用されるという。 ピーク・スポーツ・プロダクツは、中国プロバレーボールチームの男子選手と女子選手の両方からヒアリングを行い、バレーボールシューズに求められる選手のニーズなどを検証したという。同社はフレキシブルTPUを素材に、SLS3Dプリンターでカスタム・バレーボールシューズを製造したという。 スポーツシューズの領域では、これまでに野球用シューズなども3Dプリンターで製造されている。スポーツシューズの製造に3Dプリンターを活用する事で、選手一人ひとりの足の形状に最適にフィットするシューズの製造が可能になるとしている。 今回製造される3Dプリント・バレーボールシューズが一般にも販売されるかについては、今のところ明らかになっていない。
掲載日:2018年4月21日:マークフォージドがメタル3Dプリンター「メタルX」の出荷を開始
マークフォージドがメタル3Dプリンター「メタルX」の出荷を開始アメリカのハイエンドメタル3Dプリンターメーカーのマークフォージドが、メタル3Dプリンター「メタルX」の出荷を開始した。 メタルXはマークフォージドが独自開発したアトミック・ディフュージョン・アディティブ・マニュファクチャリング技術をベースにしていて、高速で高品質の3Dプリンティングが出来るのが特徴。一般的なメタル3Dプリンターのようにメタルパウダーを焼結して造形するのではなく、プラスチックバインダーを使ってメタルパウダーを造形し、造形後にプラスチックバインダーを除去する仕組み。従来のメタル3Dプリンターよりも低コストで高速な3Dプリンティングが可能になるとしている。 メタルX3Dプリンターは2017年のラスベガス家電見本市に展示され、3Dプリンター業界関係者の注目を集めていた。 マークフォージドはマサチューセッツ工科大学出身のエンジニア、グレッグ・マーク氏が2013年に立ち上げた。同社の3Dプリンターは、特に自動車、航空宇宙、医療などの領域で広く使われている。これまでにGoogle、Amazon、フォード、NASA、アメリカ空軍などに採用されている。同社にはIT業界大手マイクロソフトが投資している事でも知られている。
掲載日:2018年4月20日:シェイプウェイズがシリーズE投資で3千万ドルを調達
シェイプウェイズがシリーズE投資で3千万ドルを調達ニューヨークに拠点を置く3Dプリンティングビューロー・3Dマーケットプレイス大手のシェイプウェイズが、シリーズE投資で3千万ドル(約31億5千万円)を調達した。出資したのはベンチャーキャピタルのラックスキャピタル率いるシンジケート。シンジケートにはユニオン・スクウェア・ベンチャーズ、INKEFキャピタル、アンドリーセン・ホロヴィッツなどの投資家も含まれるという。 シェイプウェイズはこれまでに総額で8千万ドル(約84億円)の資金を調達している。シェイプウェイズは、集めた資金を「会社の成長を加速し、エンド・トゥ・エンドのあらゆる3Dモデリング体験を完全にするための新たなサービスの立ち上げ」などに投じるとしている。 新たなサービスには、シェイプウェイズが「デザインWithシェイプウェイズ」と呼ぶ、クリエーター向けサポートも含まれる。また、「スプリング・アンド・ワンダー」という、カスタムジュエリー製造サービスも含まれるという。 シェイプウェイズは2007年にオランダの大手家電メーカー・フィリップスの社内ベンチャーとして設立された。今日までにニューヨークを拠点にユーザーを世界規模で増やしてきた。シェイプウェイズではジュエリーや玩具など、様々なアイテムを3Dプリンターでカスタムメードする事ができる。
掲載日:2018年4月19日:フォームフューチュラが新型高機能性フィラメント「Centaur PP」をリリース
フォームフューチュラが新型高機能性フィラメント「Centaur PP」をリリースオランダのアムステルダムに拠点を置く3Dプリンター用フィラメント製造ベンチャーのフォームフューチュラが、新型高機能性フィラメント「Centaur PP」をリリースした。 Centaur PPは軽量プロピレンフィラメントで、積層時の高い接合性が特徴。また、耐化学性とD50の高硬度を有し、劣化や損傷に対する高い耐久性を持っているという。 Centaur PPはまた、アメリカ食品医薬品局とEUの食品安全基準に適合しており、電子レンジやディッシュウォッシャーで使う事も可能。これまでに一般的なFDM方式の3Dプリンターで使われているPLAやABSなどの素材では不可能だった食器を製造する事が可能になった。 Centaur PPの溶融温度は220℃から240℃で、ヒートベッドの使用は必要ない。ノズルのサイズは0.4mm以上が推奨されている。 Centaur PPは1.75mm径と2.85mm径の二つのサイズで、いずれも500グラムのスプールで提供される。価格は1スプール28.47ユーロ(約3,845円)からとなっている。 フォームフューチュラはこれまでにウッドフィラメント、コルクフィラメント、カーボンファイバーフィラメントなどの各種の高機能性フィラメントをリリースし、世界中の3Dプリンターユーザーから高い支持を集めている。
掲載日:2018年4月18日:ユーチューバーが世界最大の人体像を3Dプリンターで製造
ユーチューバーが世界最大の人体像を3Dプリンターで製造ユーチューバーのジェームス・ブルートン氏が世界最大の人体像を3Dプリンターで製造し、話題になっている。 ブルートン氏が製造したのは高さ3.62メートルの自分の人体像。ギネス・ワールドレコードに申請し、「世界で最も高い人物の像」として正式に認定された。 ブルートン氏は五年前から3Dプリンターを利用し始め、自身のロボット製造プロジェクトなどに活用してきたという。同氏はこれまでに、3Dプリンターで電動スケートボードなどを製造し、YouTubeに動画をアップしてきた。人体像は昨年7月までに完成したという。 人体像のモデルデータは、ポーツマス大学のCCI施設でブルートン氏自らを3Dスキャンして作成した。自らをモデルに選んだ理由として、ブルートン氏は著作権侵害のリスクを避けるためと説明している。 人体像は現在、イギリスのハンプシャーにあるウィンチェスター・ディスカバリー・センターに設置されている。 ギネス・ワールドレコードに認定されたことについてブルートン氏は、「ギネスのタイトルが取れた一連の出来事をとても楽しめました。将来にはもっと大きなものを作りたいと思います。(人体像の製造には)二か月かかりましたが、ワールドレコードが取れた事を嬉しく思います」とコメントしている。
掲載日:2018年4月17日:BMWが2019年にアディティブ・マニュファクチャリング・キャンパスを開設
BMWが2019年にアディティブ・マニュファクチャリング・キャンパスを開設BMWが2019年にアディティブ・マニュファクチャリング・キャンパスを開設する。ミュンヘン北部の街オバーシュライシュハイムに、1,000万ユーロ(約13億5千万円)を投じて建設する。 キャンパスは6,000平方メートルの大きさで、80人のスタッフが勤務する予定。各種のアディティブ・マニュファクチャリング技術の研究や、エンジニア・デザイナー向けトレーニングなどが行われる予定。 BMWは自動車の製造にアディティブ・マニュファクチャリング技術を積極的に取り入れている事で知られる。同社はすでにミュンヘン市内にアディティブ・マニュファクチャリング・センターを開設し、年間10万点ものパーツを製造している。センターではハイエンドメタル3Dプリンターや、各種のFDM3Dプリンターなどが多数稼動している。センターで製造されるパーツの中には、製造中止となったクラシックカーのパーツや、小型のプラスチックマウンティングなども含まれているという。 アディティブ・マニュファクチャリング・センターの責任者、ジェンズ・アーテル氏は、「新しいアディティブ・マニュファクチャリング・センターはBMWグループのアディティブ・マニュファクチャリング技術の大きなマイルストーンになるでしょう。センターのチームはプラスチックやメタルプリンティング技術を検証し、精度をさらに高めるでしょう。我々のゴールは、究極の技術を獲得し、プロセスチェーンに導入することです」とコメントしている。
掲載日:2018年4月16日:エアウルフ3D、改良型水溶性サポートフィラメントをリリー
エアウルフ3D、改良型水溶性サポートフィラメントをリリーカリフォルニア州コスタメサに拠点を置く3Dプリンターメーカーのエアウルフ3Dが、改良型水溶性サポートフィラメント「ニュー・ハイドロフィル・フィラメント」をリリースした。従来のハイドロフィル・フィラメントを改良し、ABS以外のフィラメントにも対応可能にした。 「新型のハイドロフィル・フィラメントは、より多くの素材に対応しています。湿気の影響を受けにくく、より高温のプリントに対応できるようになりました。さらに、より複雑な形状のデザインをプリントすることが可能です」と、エアウルフ3Dのエリック・ウルフCEOはコメントしている。 ニュー・ハイドロフィル・フィラメントは水溶性のサポートフィラメントで、プリント後は水で洗い流す事ができる。また、PLA、910アロイ、カーボナイト・ナイロンなどの高機能性フィラメントのサポート材として利用できる。 ニュー・ハイドロフィル・フィラメントは、1.75mm径と2.85mm径の1ポンドスプールで提供される他、2.2ポンドと5ポンドスプールでも提供される。価格は1スプールあたり98ドルからとなっている。 ニュー・ハイドロフィル・フィラメントは、エアウルフ3Dのウェブサイトで購入できる。
掲載日:2018年4月15日:ビッグレップ、中東最大の航空機整備会社と業務提携契約を締結
ビッグレップ、中東最大の航空機整備会社と業務提携契約を締結ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップが、中東最大の航空機整備会社エティハド航空エンジニアリングと、航空業界向け次世代アディティブ・マニュファクチャリング技術開発に関する業務提携契約を締結した。発表によると、両社は航空機のキャビンで使われる各種のパーツ製造などの共同プロジェクトを展開するという。 業務提携についてビッグレップのステファン・バイエルCEOは、「エティハド航空エンジニアリングは経験豊富な企業であり、航空業界にアディティブ・マニュファクチャリング技術を普及させるためのベストパートナーです。我々のビッグレッププリンターで、現時点で最高のアディティブ・マニュファクチャリング技術を提供できると信じています」とコメントしている。 ビッグレップはドイツのベルリンに拠点を置く3Dプリンターメーカー。これまでに造形サイズ1立法メートルの大型3Dプリンター「ビッグレップ・ワン」シリーズをリリースし、主に産業ユーザーを中心に事業を拡大してきている。同社はベルリンの他、ニューヨーク、ボストン、シンガポールにオフィスを置いている。 エティハド航空エンジニアリングはUAEのエティハド航空傘下の航空機整備会社。アブダビ国際空港を主な拠点に、主にエティハド航空の航空機向けメンテナンス、リペア、オーバーホール(MRO)サービスを提供している。
掲載日:2018年4月14日:ニンジャボット、入門用小型3Dプリンター「ニンジャボット・コペン」の販売を開始
ニンジャボット、入門用小型3Dプリンター「ニンジャボット・コペン」の販売を開始3Dプリンター製造の合同会社ニンジャボットが、入門用小型3Dプリンター「ニンジャボット・コペン」の販売を開始する。ニンジャボット・コペンは本体サイズ20立方センチメートル、重さ1キログラムの国内最小クラスの超小型デスクトップ3Dプリンターで、リビングルームにおいてもしっくり馴染む可愛らしいデザインが特徴となっている。 コペンとは、フランス語で相棒という意味。いつもそばにいてくれる、気の合う相棒のように気軽に使ってもらいたいという願いを込めて名付けられたという。 ニンジャボット・コペンは、アメリカのクラウドファンディングで3億5千万円の資金を集めた超人気3Dプリンターの「M3D」をベースに開発された。M3Dをベースに、より使いやすく、よりメンテナンスしやすく、より実用的になるよう各種の改良が施されているという。3Dプリンターの初心者が出来るだけ簡単に使えるよう、シンプルにデザインされている。 ニンジャボット・コペンの価格は標準モデルが37,260円(消費税込み)、カバー付きモデルが39,420円(同)となっている。ニンジャボットでは現在予約注文を受け付け中で、予約注文者には交換用テーブル1台とフィラメント2本が無料でプレゼントされる。
掲載日:2018年4月13日:Voodooマニュファクチャリングが新サービス「フルフィルメント・バイ・Voodoo」を開始
Voodooマニュファクチャリングが新サービス「フルフィルメント・バイ・Voodoo」を開始ニューヨークに拠点を置く3DプリンティングサービスビューローのVoodooマニュファクチャリングが、新サービス「フルフィルメント・バイ・Voodoo」(FBV)を開始する。 FBVはユーザーの3DデータをVoodooマニュファクチャリングが預かり、Eコマースストアフロントで購入された際に3Dプリンティング、品質管理、アセンブリ、シッピングまでを一貫してアウトソーシングで行うサービス。製品は注文が入ると「ジャストインタイム」でオンデマンド製造される。ユーザーは製品在庫を備蓄する必要がなくなり、在庫コストを削減する事が可能になる。 Voodooマニュファクチャリングはまた、FBVのAPIも提供し、FBVの機能をプラグ・アンド・プレイでユーザーが利用できるようにしている。 Voodooマニュファクチャリングのスピンオフ企業ズーヘッドは、自社がデザインした動物のシャワーヘッドをオンラインで販売しているが、製造から出荷までの一連のフルフィルメントをFBVに委託している。Eコマースストアフロントで注文が入ると、Voodooマニュファクチャリングのロボット工場へ情報が送られ、3Dプリンターで製造される。製品は検品の後、直ちに発注者へ発送される。 在庫を持たない、オンデマンド・マニュファクチャリングによるフルフィルメントサービスはIntamsysなどの他社も立ち上げており、今後普及が進むと予想される。
掲載日:2018年4月12日:スペインのスタートアップ企業が3Dプリント住宅を12時間で建設
スペインのスタートアップ企業が3Dプリント住宅を12時間で建設スペインのスタートアップ企業ビー・モア・3Dが、3Dプリント住宅を12時間で建設して話題になっている。 バレンシア工科大学発のスタートアップ企業、ビー・モア・3Dが開発した建設3Dプリンター「BEM1プロ」は、最大24平方メートルの大きさの住宅を建設できる。ビー・モア・3Dでは、建設3Dプリンターの造形サイズを今後さらに拡大し、複数階の住宅も建設できるようにするとしている。 ビー・モア・3Dが建設した住宅は、ベッドルーム、バスルーム、リビングルーム、ダイニングルーム付きの平屋住宅。スペインのカスティーユ・マンチャ州のクエンカ市に建設された。ビー・モア・3Dは、同プリンターを使って合計で7軒の住宅を建設するとしている。 「(建設3Dプリンターを使う事で)建設コストを最大35%程度削減する事が可能になります。また、時間と産業廃棄物の排出量を削減し、作業中の事故を防止する事も可能になります。建設3Dプリンターのスピードを上げれば、最速8時間で住宅を建設する事も可能です」とビー・モア・3Dの共同創業者のヴィシェンテ・ラミレズ氏はコメントしている。 建設3Dプリンターで住宅を建設するプロジェクトは世界中で立ち上がっている。フランスでは先日、世界初の入居者が入居する3Dプリント住宅が建設されたほか、イタリアでも3Dプリント住宅が建設されている。
掲載日:2018年4月11日:エアバスが航空機用キャビンコンポートを3Dプリンターで製造
エアバスが航空機用キャビンコンポートを3Dプリンターで製造航空機製造大手のエアバスが、自社のエアバスA320シリーズ用キャビンコンポートを3Dプリンターで製造した。航空機の搭乗客が実際に目にする事が出来る、同社初の3Dプリントパーツとなった。 エアバスは近年航空機用部品の製造に3Dプリンターを広く活用している。同社はすでに最新のA350XWBシリーズ用に1,000点以上のパーツを3Dプリンターで製造しているとされる。一方、3Dプリンターで製造されるパーツの多くは航空機の内部で使われていて、人が目にする事ができない。 キャビンコンポートはイギリスの科学企業のマテリアライズが製造した。今回の製造についてマテリアライズの品質管理担当マネージャーは、「今回製造されたパーツは単に3Dプリントされたものというよりは、品質システム全体のアウトプットと呼ぶべきものです」とコメントしている。 3Dプリンターで製造されたキャビンコンポートは、従来の射出成型法で製造されたものよりも15%軽量で、ラティスデザインなどのより複雑な形状のデザインを施すことができるという。 なお、3Dプリント・キャビンコンポートが搭載されたエアバスA320は、フィンランドのフィンエアに納入される予定。
掲載日:2018年4月10日:アメリカ陸軍がリサイクルフィラメントの製造に成功
アメリカ陸軍がリサイクルフィラメントの製造に成功アメリカ陸軍リサーチ研究所がアメリカ海兵隊と共同で、PETプラスチックを原料にしたリサイクルフィラメントの製造に成功した。これにより、戦場でのオンデマンドプリンティングが可能になり、戦闘対応力を高める事が期待できるという。 「アディティブ・マニュファクチャリング技術は、プレプロダクションモデルや試作品から、航空機や医療機器などの部品作りまで、様々に活用する事が可能です」とアメリカ陸軍リサーチ研究所のニコール・ザンダー研究員はコメントしている。 また、戦地で発生する大量のプラスチックゴミなどを原料にフィラメントを製造する事で、ペレットなどのプラスチック原料を運搬する必要がなくなり、ロジスティクスのコストとと時間を大きく削減する事も可能になるとしている。PETプラスチックは、戦地で発生するゴミとしてもっとも量が多いとされる。 リサイクルフィラメントの強度は70MPaで、ABSやPLAなどの一般的なポリマーベースのフィラメントの強度に比べて遜色ない水準という。 アメリカ陸軍リサーチ研究所は現在、戦地で運用できるモバイル式のリサイクル施設を建設している。リサイクル施設では、3Dプリンターが兵士に開放され、パーツづくりなどに供される予定という。
掲載日:2018年4月9日:ビッグレップが新型フレキシブルフィラメント「ビッグレップ・プロフレックス」をリリース
ビッグレップが新型フレキシブルフィラメント「ビッグレップ・プロフレックス」をリリースドイツの3Dプリンター・3Dプリンター用フィラメントメーカーのビッグレップが、新型フレキシブルフィラメント「ビッグレップ・プロフレックス」をリリースした。 「ビッグレップ・プロフレックス」は高い耐熱性があるのが特徴で、ビッグレップによると、FDM方式の3Dプリンター用フレキシブルフィラメントとしては「世界初のラージスケールレベルのフィラメント」であるとしている。 「ビッグレップ・プロフレックス」の用途として、自動車業界でのギアノブ、ドアハンドル、ケーブルシーシングなどの試作品製造などが適しているとしている。 「イラストーマーの製造はFDM方式の3Dプリンターにとっての最大のチャレンジの一つです。我々は、世界で初めてインダストリアルレベルのソルーションを提供出来た事を誇りに思っています」とビッグレップのチーフ・テクノロジー・オフィサーのモシェ・アクニ氏はコメントしている。 ビッグレップは、「ビッグレップ・プロフレックス」の購入者全員に取り扱い資料を配布する。また、必要に応じて技術上のサポートを提供するとしている。 「ビッグレップ・プロフレックス」の価格は、2㎏スプールで98.9ユーロ(約13,351円)となっている。「ビッグレップ・プロフレックス」はビッグレップのウェブサイトで購入できる。
掲載日:2018年4月8日:シャイニング3Dがサンフランシスコに新オフィスをオープン
シャイニング3Dがサンフランシスコに新オフィスをオープン中国・杭州の3Dプリンター・3Dスキャナーメーカーのシャイニング3Dが、サンフランシスコに新オフィスをオープンさせた。新オフィスはドイツのシュタットガルドに昨年オープンしたオフィスに次ぐ、同社二番目の海外オフィス。サンフランシスコ・オフィスの営業範囲は北米大陸と中南米諸国となる。 新オフィスの開設についてシャイニング3Dのグローバルセールス担当副社長のオスカー・メザ氏は、「新オフィスはシャイニング3Dの国際展開におけるロジカルなネクストステップのための軸足となるでしょう。サンフランシスコはカリフォルニアの文化、ビジネス、テクノロジーの中心であり、我々がリセラーやエンドユーザーにより多く貢献する事を可能にしてくれるでしょう」とコメントしている。 シャイニング3Dはデスクトップ3Dプリンター、SLA3Dプリンター、ハンドヘルドスキャナーなどを製造し、主に中国とアメリカの市場で販売している。同社の3Dプリンターは低価格と高性能が評価され、これまでに順調にユーザーを増やしてきている。新オフィスでは、従来のデスクトップ3Dプリンターの販売に加え、新たに歯科医療の領域に特化した歯科医療用3Dプリンターの販売を展開位してゆきたいとしている。
掲載日:2018年4月7日:フォームラブズが3千万ドルの資金調達に成功
フォームラブズが3千万ドルの資金調達に成功マサチューセッツ州に拠点を置くSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが3千万ドル(約31億5千万円)の資金調達に成功した。今回の資金調達により、同社が調達した資金の総額は8,500万ドル(約89億2,500万円)となった。 フォームラブズは2013年にシリーズA投資で、ベンチャーキャピタルキャピタルのDFJグロースから1,900万ドル(約19億9,500万円)を調達したのを皮切りに、2016年にシリーズB投資で、別のベンチャーキャピタルのファウンドリー・グループなどから3,500万ドル(約36億7,500万円)を調達している。 シリーズB投資には、CADソフトメーカー大手オートデスクの元CEOのカール・バス氏も参加している。なお、バス氏は最近フォームラブズの取締役に就任している。 フォームラブズは、これまでにSLA3Dプリンターの「Form1」「Form2」シリーズを市場に投入、その性能から世界中の3Dプリンターユーザーから高い評価を得ている。また、同社はこれまでに同社初のSLS3Dプリンター「Fuse1」も投入してきている。 フォームラブズは2011年にマサチューセッツ工科大学メディアラボの研究者らが中心となって設立された。フォームラブズはデスクトップSLA3Dプリンターのマーケットで最大のシェアを有している。
掲載日:2018年4月6日:ストラタシスが新会社ヴァルカン・ラブズを設立
ストラタシスが新会社ヴァルカン・ラブズを設立アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、新会社ヴァルカン・ラブズ(Vulcan Labs, Inc.)を設立した。 ヴァルカン・ラブズは、ストラタシスが開発中のパウダーベースド・フュージョン・アディティブ・マニュファクチャリング(PBF)技術に特化したスピンオフ企業として設立された。同社は特に、PBF技術のエンドユーズ・アプリケーションとしての十分の品質や認証などを確保する事を目指している。 PBF技術は、ストラタシスが2014年に買収したサービスビューローのハーベスト・テクノロジーズが開発した。 新会社のCEOには、ハーベスト・テクノロジーズ創業者・元CEOのデーヴィッド・リーが就任する。リー氏は航空宇宙、防衛、自動車、エネルギーなどの分野におけるアディティブ・マニュファクチャリング技術に精通した業界のパイオニアとされう人物。 新会社の設立についてリー氏は、「2014年から始まったストラタシスとの長期に渡るコラボレーションを継続できることに興奮しています。ストラタシスと共に、このユニークなソルーションを続け、アディティブ・マニュファクチャリングのエコシステムを強化してゆきます」とコメントしている。
掲載日:2018年4月5日:イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeが、イタリアのバーリに新ヘッドクォーターを開設
イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeが、イタリアのバーリに新ヘッドクォーターを開設イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeが、イタリア南部の街バーリに新ヘッドクォーターを開設した。新ヘッドクォーターでは、リラクゼーションルーム付きのオープンデザイン・オフィスに加え、研究開発センター、デモンストレーション・アプリケーションセンターなどが併設されている。デモンストレーションセンターでは、同社のハイエンド3Dプリンター「ARGO500」のデモンストレーションが体験できる。 Robozeでは、現在の製造キャパシティを最大四倍程度まで拡大させたいとしている。また、現在25人雇用している従業員を、2019年までに60人程度まで増員したいとしている。 Robozeは昨年アメリカにオフィスを開設し、アメリカ市場へ進出している。同社は今後、アメリカとヨーロッパ市場の産業ユーザーにARGO500を販売してゆく模様。 Robozeはまた、サレント大学、サン・ラファエレ病院と共同で、3Dバイオプリンターの開発プロジェクトも展開している。 ARGO500は、最大500mm X 500mm X 500mm の造形サイズを持つFDM方式の3Dプリンターで、PEEK、ULTEM、AM9085F、カーボンPAなどのエンジニアリングポリマーを素材に造形出来るのが特徴。また、Robozeが独自に開発したカーボンPEEKも使用出来る。PEEKなどを素材にすることで、高い耐久性が求められるパーツの製造が可能になるとしている。
掲載日:2018年4月4日:オランダの3Dプリンティング企業が世界初の鉄製3Dプリント橋を完成
オランダの3Dプリンティング企業が世界初の鉄製3Dプリント橋を完成オランダの3Dプリンティング企業のMX3Dが、世界初の鉄製3Dプリント橋を完成させた。 長さ40メートル、重量4.5トンのの鉄製の橋は、アムステルダム郊外にあるMX3Dの工場で4代の3Dプリンターを使って建設された。当初の計画では、ロボットアーム付き3Dプリンターを使い、橋を架設する予定の運河の上で直接3Dプリントする予定だった。しかし、工事の安全性確保の点から見送られ、MX3Dの工場で建設されることとなった。 橋にはセンサーが取り付けられていて、通行人をモニタリングする仕組みになっている。一日の通行者数などに加え、通行者の重量分布や歩行スピードなどのデータを取得し、将来のデザイン変更などに活用するという。 MX3Dでは、30人を使ってテストを行ったところ、結果は極めて良好であったとしている。 橋を3Dプリンターで建設する事で、従来になかったデザインの橋を作る事が出来る。今回製造された橋も、デザインにカーブなどの曲線が多用された独特のものに仕上がっている。 現在のところ、橋はアムステルダム市内の第15地区付近の運河の上に架設される予定。橋の製造コストなどの情報は、今のところ明らかにされていない。
掲載日:2018年4月3日:イギリスのメタル3Dプリンター用素材メーカーが1,200万ポンドの資金調達に成功
イギリスのメタル3Dプリンター用素材メーカーが1,200万ポンドの資金調達に成功イギリスのメタル3Dプリンター用素材メーカーのメタリシスが、1,200万ポンド(約18憶円)の資金調達に成功した。調達した資金は、同社のジェネレーション4シリーズプロジェクトに投じられる。 同社へ出資したのはウッドフォード・インベストメント・マネジメント、ドレーパー・エスプリ・PLC、ETFパートナーズ、インターゴー・トレジャリー、ハーキュルズ・キャピタルなどのベンチャーキャピタル。出資比率や投資のバリュエーションなどの詳細は明らかにされていない。 今回の資金調達についてメタリシスのディオン・ヴォーガンCEOは、「メタリシスが新たな投資家からの投資の機会を得られたことを嬉しく思います。この資金調達により、現在開発中の各種のメタルパウダー製品のロールアウトを加速する事ができます」とコメントしている。 メタリシスはイギリス・南ヨークシャーに拠点を置く、ケンブリッジ大学発のベンチャー企業。主にハイエンドメタル3Dプリンターで使われるアディティブ・マニュファクチャリング用メタルパウダーを製造している。同社が開発しているアルミニウム・スカンジウム合金パウダーは、軽量で高強度のパーツ製造などに使われている。
掲載日:2018年4月2日:タングステンカーバイド製ノズルのキックスターターキャンペーンが好調
タングステンカーバイド製ノズルのキックスターターキャンペーンが好調カナダの3Dプリンティング企業ダイズ・デザインが開発中のタングステンカーバイド製ノズルのキックスターターキャンペーンが好調だ。 キャンペーン終了まで70時間を残した現時点で、321人のバッカーから31,717カナダドル(約261万円)を集めている。なお、調達目標金額は15,000カナダドル(約124万円)となっている。 ノズルは0.4mm、0.6mm、0.9mm、1.2mmの四つのサイズから選択可能。キックスターターでの販売価格は、アーリーバードスペシャル価格で56カナダドル(約4,612円)となっている。 一般的なFDM3Dプリンターで使われるノズルは鉄製が多いが、カーボンファイバー混合ポリマーなどを使う際に摩耗するケースが少なくない。ダイズ・デザインのタングステンカーバイド製ノズルは、最高25MKPaのプレッシャーに耐える事が出来るとしている。 ダイズ・デザインでは、同社のタングステンカーバイド製ノズルは、ウルチメーカーの各シリーズ、Raise3D、プルーサ、メーカーボットの各シリーズ、ロボ、フラッシュフォージなどの3Dプリンターでの動作を確認している。 なお、キックスターターキャンペーンでは、最大50個までの複数入りパッケージも提供されている。 ダイズ・デザインでは、タングステンカーバイド製ノズルの出荷を今年9月から開始するとしている。
掲載日:2018年4月1日:メイド・イン・スペースの宇宙3Dプリンターが運用開始から2年を経過
メイド・イン・スペースの宇宙3Dプリンターが運用開始から2年を経過NASA傘下のベンチャー企業、メイド・イン・スペースが設置した宇宙3Dプリンターが、運用開始から2年を経過した。国際宇宙ステーションISSに設置された宇宙3Dプリンターは、これまでに100点以上のパーツなどを製造した。 2016年に世界で初めて国際宇宙ステーションに設置された宇宙3Dプリンターは、ABS、グリーンPE、PEI/PCなどを素材に各種のパーツを製造してきた。最近までに稼働率が上昇し、現時点でほぼ毎週何らかのパーツを製造しているという。 メイド・イン・スペースのアンドルー・ラッシュCEOは、「宇宙3Dプリンターはミッションクリティカルなパーツやツールを地球から送ってもらうまでの時間をセーブさせてくれるのみならず、現在計画されている火星や月面上に建設予定の居住施設の研究のためのテストベッドとなっています。これまでの2年間で宇宙3Dプリンターが成し遂げてきたことは素晴らしいことばかりです。宇宙3Dプリンターのさらなる活躍に期待しています」とコメントしている。 メイド・イン・スペースは2010年設立。宇宙空間における商業的、工業的製造ソルーションを提供する事を事業目的にしている。同社はこれまでに2台の宇宙3Dプリンターを国際宇宙ステーションに設置している。
掲載日:2018年3月31日:大型デスクトップ3Dプリンター「ビースト3DプリンターV2」のキックスターターキャンペーンが開始
大型デスクトップ3Dプリンター「ビースト3DプリンターV2」のキックスターターキャンペーンが開始オーストラリアの3Dプリンターメーカー・カルティベイト3Dが、大型デスクトップ3Dプリンター「ビースト3DプリンターV2」のキックスターターキャンペーンを開始した。 ビースト3DプリンターV2はデュアルエクストルーダータイプのFDM3Dプリンターで、最大490 x 500 x 670 mmまでのサイズの造形が可能。チタン製ノズルを搭載しており、フィラメントはABSやPLAに加え、ナイロン、PET、PETG、TPU、PPなども利用できる。 また、スライサーソフトとしてシンプリファイ3Dが標準で付属し、シンプリファイ3Dのオフィシャルサポートを受けられる。 ビースト3DプリンターV2は、2015年に同じくキックスターターでリリースされたビースト3DプリンターV1をベースにした改良モデル。V1よりも造形速度が40%増加し、造形精度もさらに高まったとしている。 キックスターターでの販売価格は、現時点で2,076ドル(約217,980円)となっている。 キックスターターキャンペーンは、終了まで26日を残した現時点で、19日とのバッカーから44,915ドルを集め、ファンディングゴールの12,000ドルを突破している。
掲載日:2018年3月30日:レニショーが南ウェールズにファブリケーション・デベロップメント・センターを開設
レニショーが南ウェールズにファブリケーション・デベロップメント・センターを開設イギリスの工学・科学技術メーカーのレニショーが、南ウェールズのレニショー・ミスキン工場施設内にファブリケーション・デベロップメント・センターを開設した。地元の小中学生を対象に、STEM教育の啓蒙を行うのが目的としている。 ファブリケーション・デベロップメント・センターでは、最新のアディティブ・マニュファクチャリング技術などのハンズオントレーニングが行われ、受講を希望する小中学生などは無料で利用できる。また、専門のスタッフが常駐したクラスルームも開放され、3Dプリンターの使い方などが学べるという。 また、STEM領域でのキャリアを希望する生徒には専門のアドバイザーからアドバイスを受けられるという。 南ウェールズ、ブリストル、グロスターシャーの小中学校からはオンラインで施設の予約ができる。 レニショーは測定、ポジションエンコーダ、ラマン分光測定装置、歯科用CAD/CAM、 脳神経外科用装置の分野における世界的なリーダーで、日本を含む30ヶ国以上に研究開発、製造、販売、サービス拠点を設置している。レニショーは、現時点でイギリス最大のアディティブ・マニュファクチャリングシステムのプロバイダーとなっている。
掲載日:2018年3月29日:リラティビティ・スペースがシリーズB投資で3,500万ドルを調達
リラティビティ・スペースがシリーズB投資で3,500万ドルを調達ロサンゼルスに拠点を置くロケット開発ベンチャー企業のリラティビティ・スペースが、シリーズB投資で3,500万ドル(約36億7,500万円)を調達した。シリーズA投資などを加え、同社がこれまでに調達した資金の総額は4,500万ドル(約47億2,500万円)となった。 出資したのはプレイグラウンド・キャピタルを筆頭とするシンジケート。バリュエーションなどの情報は明らかにされていない。 同社にはベンチャーキャピタルのソーシャル・キャピタル、Yコンビネーター・コンティニュイティなども出資している。 同社は同社が「世界最大のメタル3Dプリンター」と称するメタル3Dプリンターを使ってロケットエンジン部品などを製造している。同社はこれまでにメタル3Dプリンターで製造したロケットエンジンの燃焼試験を100回以上成功させている。また、ロケットの製造に3Dプリンターを活用する事で、ロケット製造に使われる部品点数を従来の1万点から1千点に削減するとしている。 リラティビティ・スペース社は別のロケットベンチャー企業のブルーオリジンとスペースX出身のティム・エリス氏とジョーダン・ヌーン氏が共同で立ち上げた。同社は現在、従業員14人規模で全長27メートルのロケットを製造している。現在のところ、同社は2020年にロケットの初打ち上げを予定している。
掲載日:2018年3月28日:ウォーラーズ・レポート2018がリリース、メタル3Dプリンターの売上が80%増加
ウォーラーズ・レポート2018がリリース、メタル3Dプリンターの売上が80%増加アメリカのアディティブ・マニュファクチャリング、3Dプリンティング関連コンサルティングファームのウォーラーズ・アソシエイツが、ウォーラーズ・レポート2018をリリースした。3Dプリンティング産業全体が対前年比で21%拡大した中で、メタル3Dプリンターの売上が80%増加したとしている。 レポートは、価格5,000ドル(約525,000円)異常の3Dプリンターを製造するメーカーの数が全世界で135社となり、2016年の97社から大幅に増加したとしている。 2017年度のメタル3Dプリンターの全世界売上は1,768台で、2016年の983台から大幅に増加している。 レポートはウォーラーズ・アソシエイツ代表のテリー・ウォーラーズ氏の他、イギリス、スウェーデン、イスラエルのアディティブ・マニュファクチャリングの専門家などによって執筆されている。また、今年のレポートはGEアディティブズ、3Dハブズ、アメリカ陸軍などから各種の情報を受けたとしている。 ウォーラーズ・レポートは年次で毎年発行され、アディティブ・マニュファクチャリング業界で最も権威がある業界レポートとされている。ウォーラーズ・レポートは、ウォーラーズ・アソシエイツのウェブサイトでPDFフォーマットで購入可能。
掲載日:2018年3月27日:フランスで3Dプリント住宅が建設、6月に入居者が入居へ
フランスで3Dプリント住宅が建設、6月に入居者が入居へフランス西部の街ナントで3Dプリント住宅が建設され、6月に入居者が入居する事となった。実際に人が暮らす3Dプリント住宅が建設されたのは、中国に建設された複合住宅に続き、世界で二番目となる。 3Dプリント住宅を建設したのはナント大学、ナント市役所、ナント・メトロポール・ハビタットなどのメンバーで構成されたプロジェクトチーム。大型建設3Dプリンターを使い、YHNOVAと名付けられた5部屋の住宅をわずか数日で建設したという。 建設されたYHNOVA住宅は来月7日から一般に公開される。公開から6週間は地元の建設業関係者を対象にしたデジタル・アーキテクチャーの勉強会が行われるという。また、YHNOVAを設計したデザイナーが、YHNOVAがデザイン通りにプリントされているかを確認するという。 また、YHNOVAには抽選で選ばれた住人が今年6月から入居し、実際に生活を開始する予定。 ナント大学の研究チームは、今後のより大型の3Dプリント住宅などの建設を行い、建設3Dプリンティング技術の研究を続けてゆくとしている。 研究チームは、建設3Dプリンターを普及させることで、建設コストと時間の削減、素材消費量の削減、建設中の事故の防止などが期待できるとしている。
掲載日:2018年3月26日:イタリアのミラノでヨーロッパ初の3Dプリント住宅が展示
イタリアのミラノでヨーロッパ初の3Dプリント住宅が展示今年4月17日から22日までイタリアのミラノ開催されるサロン・デル・モバイルデザイン展示会で、ヨーロッパ初となる3Dプリント住宅が展示される。 3Dハウジング05と名付けられた3Dプリント住宅は、オランダのCyBe建設が開発したロボティック・アディティブ・マニュファクチャリング・システムを使って建設される。素材となるコンクリートはイタリアの大手コンクリートメーカーのイタルセメンティが開発した。 3Dプリント住宅の基礎部分は3Dプリンターで建設され、屋根、ドア、窓などはアセンブリされるという。3Dプリント住宅は100平方メートルのサイズ1ベッドルームで、リビングルーム、キッチン、トイレがついている。なお、3Dプリント住宅の建設コストや販売価格などについては明らかにされていない。 3Dプリント住宅そのものはリサイクル可能で、展示会終了時に解体され、別のロケーションで再び3Dプリントされるという。 コンクリートを素材にした建設3Dプリンターは世界中で開発が相次ぎ、各地で3Dプリント住宅が建設されている。今年初めにもアメリカのニューストーリー社が価格4,000ドルの3Dプリント住宅を建設し、話題を集めた。
掲載日:2018年3月25日:スケッチファブがダウンロードAPIをリリース、3Dモデルデータベースへのアクセスが可能に
スケッチファブがダウンロードAPIをリリース、3Dモデルデータベースへのアクセスが可能にDモデル共有プラットフォーム大手のスケッチファブが、ダウンロードAPIをリリースした。これにより、アプリケーションの開発者がスケッチファブの3Dモデルデータベースへのアクセスすることが可能になった。 スケッチファブは世界中の3Dクリエーターが利用する大型3Dモデル共有プラットフォーム。今回のダウンロードAPIのリリースにより、アプリケーションの開発者がスケッチファブから直接3Dモデルをダウンロードする事が可能になった。スケッチファブによると、APIのリリースにより、スケッチファブで共有されている多くの3Dモデルがクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで利用できるようになるという。 アプリケーションの開発者はAPIを使い、アプリケーション内にスケッチファブのサーチバーを実装することなどができる。 APIで共有できる3Dモデルは、当面はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで登録されたファイルに限定される。なお、現時点でスケッチファブにはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで登録された3Dモデルが15万点程度存在する。 スケッチファブは2012年に、「3Dを民主化し、どこからでもアクセス可能にする」ことをミッションに設立された。
掲載日:2018年3月24日:シーメンスがイギリスのウースターに2,700万ポンドを投資、3Dプリンティング施設を建設へ
シーメンスがイギリスのウースターに2,700万ポンドを投資、3Dプリンティング施設を建設へドイツの多国籍企業のシーメンスが、イギリスのウースターに2,700万ポンド(約40億円)を投資して3Dプリンティング施設を建設することとなった。この投資により、ウースターには50人の新規雇用が生まれることになる。 ヨーロッパ最大規模の3Dプリンティング施設になると見込まれる施設には、最新鋭の3Dプリンターが設置され、ロールスロイスやブリティッシュエアロスペースなどのウースターを基盤とする大手メーカーの利用が見込まれている。 シーメンスはウースターに拠点を置くアディティブ・マニュファクチャリング企業のマテリアルズ・ソルーションズの株式85%を所有しており、ウースターにおいてアディティブ・マニュファクチャリング関連の領域に既に相当コミットしている。マテリアルズ・ソルーションズでは、15台のSLS方式のメタル3Dプリンターなどを使ったアディティブ・マニュファクチャリングが行われている。 シーメンズは3Dプリンターを使ってガスタービン用ブレードの製造などを行っており、ウースターの新施設でも同様の部品や製品の製造を行うものと見られている。 新施設は今年9月のオープンが予定されている。 シーメンスは1847年にヴェルナー・フォン・ジーメンスが設立した老舗メーカー。全世界売上は年間14兆円に達する巨大企業。
掲載日:2018年3月23日:ニューヨークのスタートアップ企業が3Dプリンターで製造した動物シャワーヘッドを販売
ニューヨークのスタートアップ企業が3Dプリンターで製造した動物シャワーヘッドを販売ニューヨーク・ブルックリンに拠点を置くスタートアップ企業のズーヘッズが、3Dプリンターで製造した動物シャワーヘッドを販売し、話題になっている。 ズーヘッズは、同じくニューヨークに拠点を置く3Dプリンティング企業Voodooマニュファクチャリングのスピンオフ企業。サメ、ゴリラ、ライオン、アリゲーター、ゾウ、イルカ、T-レックスなどの様々なデザインのシャワーヘッドが販売されている。 動物シャワーヘッドを3Dプリンターで製造して販売するというアイデアは、Voodooマニュファクチャリングの共同創業者でチーフ・プロダクト・オフィサーのジョナサン・シュワルズ氏が発案したという。同氏は2014年に自身がデザインした動物シャワーヘッドの3Dモデルを3Dモデル共有サイトのThingiverseに投稿したところ、大人気になったという。その反応を見て、シャワーヘッドをネットで販売する事を思い付いたという。 動物シャワーヘッドはPLA製で、0.5インチサイズのパイプであれば取り付け可能。いずれもオンラインで受注後、3Dプリンターで製造される。製造にかかる時間は8時間程度で、受注から2日で発送される。 動物シャワーヘッドの価格は29.95ドル(約3,150円)。売上の10%はWWF(World Wildlife Fund)に寄付されるとしている。
掲載日:2018年3月22日:デスクトップメタルがマークフォージドを特許侵害で提訴
デスクトップメタルがマークフォージドを特許侵害で提訴アメリカのメタル3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルが、別のアメリカのメタル3Dプリンターメーカーのマークフォージドを特許侵害で提訴した。訴えによると、マークフォージドのメタルX3Dプリンターが、デスクトップメタルの2件の特許を侵害しているという。 特許は3Dプリンターのインターフェース・レイヤーに関するものと、サポートに関するものだという。いずれの特許も2017年に発行されている。 デスクトップメタルは、本件とは別に、デスクトップメタルのインターンだったマティウ・パランギ氏が、デスクトップメタルの企業秘密を彼の兄弟エイブラハム・パランギ氏に不適切に手渡したとする訴えを出している。エイブラハム・パランギ氏は、マークフォージドのテクノロジー・クリエイティブ・ディレクターを務めている。 デスクトップメタルのリック・フュロップCEOは、「メタル3Dプリンティングはエキサイティングで、急速に成長中で、非常な速度で進化している産業です。この業界におけるパイオニアとして、デスクトップメタルは健全で意欲的な競争を歓迎します。しかし、競合企業が我々の特許を侵害する場合は、それに正しく対応する義務があります」とコメントしている。 なお、リック・フュロップCEOは、自らもマークフォージドの取締役を務め、同社へ創業初期の段階から出資していた。 今回の訴訟について、マークフォージドからはアナウンスメント等は出されていない。
掲載日:2018年3月21日:シャネルが3Dプリンターでマスカラブラシの製造を開始
シャネルが3Dプリンターでマスカラブラシの製造を開始フランスの名門ブランドのシャネルが、3Dプリンターでマスカラブラシの製造を開始する。フランスの3Dプリンティング企業Erpro3Dプリンティングと共同で、最大100万セットのマスカラブラシを製造するという。 シャネルによると、同社は新製品「レボリューション・マスカラブラシ」の試作品製造に3Dプリンターを活用し、100以上の試作品を製造したという。 マスカラブラシの完成品の製造はErpro3Dプリンティングが行う。Erpro3Dプリンティングでは六台の3Dプリンターを使い、一日5万セットのマスカラブラシを製造するという。Erpro3Dプリンティングでの製造キャパシティは最大月間100万セットに及ぶという。なお、シャネルではマスカラブラシの製造を年内にも開始するとしている。 ファッション・ビューティーの領域でも3Dプリンター導入の機運が高まっているが、今回のケースのように、ビューティー製品の製造に3Dプリンターが本格的に活用されるのは非常に珍しい。特に工業用3Dプリンターの性能向上が進み、使える素材の幅が広がった事により、今後も同様のケースが出てくる可能性があると、ある業界関係者はコメントしている。
掲載日:2018年3月20日:デスクトップメタルが6,500万ドルの資金調達に成功
デスクトップメタルが6,500万ドルの資金調達に成功マサチューセッツ州に拠点を置く3Dプリンター開発スタートアップ企業のデスクトップメタルが、フォードなどから6,500万ドル(約68憶2,500万円)の資金調達に成功した。これにより、同社が調達した資金の総額は累計で2憶7,700万ドル(約291憶円)となった。 デスクトップメタルは、調達した資金を事業拡張や研究開発に投じるとしている。 デスクトップメタルのリック・ビュロップCEOは、「メタル3Dマニュファクチャリングの時代を迎え、フォードとの戦略的パートナーシップを持てる事は大きな意味があります。我々の株主の力強いサポートは、我が社のメタル3Dプリンティング技術のパワーを加速させ、多くの製品のライフサイクル向上を実現させるでしょう」とコメントしている。 デスクトップメタルは2015年設立、ローコストでハイパフォーマンスのデスクトップメタル3Dプリンター「デスクトップ・スタジオシステム」を開発している。「デスクトップ・スタジオシステム」は、独自開発したシングルパス・ジェッティング技術を基に開発され、競合製品の最大100倍のスピードで造形が可能としている。 デスクトップメタルには、これまでにGoogle、GE、BMW、ストラタシスなどの企業が出資している。